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2007年06月06日

【物流】総貨物輸送量が6年連続ダウン

国土交通省は、2005年度の貨物・旅客地域流動調査結果を発表した。
鉄道、海運の輸送量は下げ止まっているが、自動車の輸送量が減少しており、総貨物輸送量は、前年度比1.8%減の55億8,400万トンで6年連続の減少 となった。減少の要因としては、物流拠点集約化や産業構造の変化など輸送形態の変化が考えられる。
各輸送機関の品目別内訳で最も多いのが、自動車では建設残土などの特殊品、海運では化学工業品、鉄道ではコンテナなどの「その他」だった。
又、輸送距離が750km未満の場合は自動車のシェアが高いが、750km以上の場合は海運のシェアが高くなる。10年前と比較すると1,000km以上では海運の割合が増加し、750km以下では自動車が増加している。詳細は以下の通り。

【輸送機関別国内貨物輸送量】

輸送機関
輸送量
前年度比
分担率
自動車
49億6,500万トン
▲2.2%
88.9%
海運
5億8,100万トン
1.3%
10.4%
鉄道
3,600万トン
0.2%
0.7%

 

【府県別の発貨物量上位3県】
【府県別の着貨物量上位3県】
都道府県
貨物量
神奈川
1億1,946万トン
千葉
1億1,439万トン
愛知
1億 867万トン
都道府県
貨物量
東京
1億3,722万トン
大阪
1億2,359万トン
神奈川
1億1,892万トン

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:57| 行政関連