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2007年06月07日

【物流】物流クレート標準規格策定

日本スーパーマーケット協会日本チェーンストア協会とが、物流クレート(通い箱容器)の規格標準化による物流効率化などを目的として設立した「物流クレート標準化協議会」は、4月25日、標準となる物流クレートの規格を決定した。
同協議会では、メーカーから納入されてくるクレートを3種類ほどの規格に統一し、共有化によるコスト削減を目指していた。以前は数百種類のクレートが存在 し、一例をあげると、日配品だけでも、豆腐が84種類、油揚げ58種類、こんにゃく51種類、漬物56種類など他にも多数存在し、日本スーパーマーケット 協会加盟企業(集計企業39社)のデータによると、小売に納入されるメーカークレートは、食品6品種で500種類にのぼった。製造会社毎のクレートが異な る為にサプライチェーンの効率化が困難であった。今回の策定により、各カテゴリーを数種類のクレートに統一することによって、保管、仕分けコストの削減 や、循環物流の実現による環境負荷の軽減を図る。
今回は第一段階として、2種類の規格を策定、各サイズは下記の通りである。
形状…ネスティング式
「食品クレート標準・型」…587mm×368mm(外寸)
「食品クレート標準・型」…557mm×459mm(外寸)
高さは両サイズとも108mmと148mm

今後、ICタグの標準装備など、共有化に関するインフラ整備を進める見通し。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:57| その他