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2007年06月07日

【環境】ソフトタンク輸送で環境負荷低減

東京牛乳輸送が、今秋から、牛乳・乳製品のソフトタンク輸送を本格的にスタートさせる。帰りは空のため、輸送効率や環境負荷の面で改善が必要となっていたタンクローリーからソフトタンクを用いたトレーラ(冷凍、冷蔵)輸送に切り替えることで、片荷を解消させる。冷却機能を持たないタンクローリーに比べ、長距離輸送での温度管理レベルは飛躍的に向上するなど、環境負荷低減と物流コスト削減を両立させる。

同社では、北海道の工場でトレーラに搭載したソフトタンクに積み荷を充てんし、フェリーで関西の工場まで海上輸送する。使用後のソフトタンクは小口便で洗浄設備へ搬送し、洗浄後は再び小口便で戻す。

往路は液体、復路は通常貨物が積載可能で、ローリー輸送と比べて32%CO2排出量を削減できるとされている。またソフトタンクは3年繰り返して使えるため、容器廃棄量を大幅に抑えられるなど、こうした取り組みが、今年度のグリーン物流パートナーシップ推進事業でモデル事業に認定されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:19| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】