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2007年08月02日

【物流】JR貨物中越沖地震の輸送対策を発表

JR貨物は このほど、7月16日に発生した新潟県中越沖地震に伴う貨物列車運行状況及び輸送対策についての発表を行った。新潟県中越地方を震源とする震度6強の地震 の影響により信越線が依然として不通となっている。レールのゆがみなどで不通となっていた柏崎〜宮内間では運転が再開されたが、JR信越線青海川駅のそば で発生した土砂崩れ等の影響により柿崎〜柏崎間は寸断され、復旧のメドはまだ立っていない。
不通となっている信越線では通常、毎日上下30本の貨物列車が運行されており、迂回列車の運行としては、17日より東海道・東北線経由の梅田〜札幌ターミ ナル間(1往復)と18日から東海道線経由の大阪貨物ターミナル〜隅田川駅間の運行を開始した。トラック代行は19日より黒井〜新潟貨物ターミナル間と、 富山貨物〜南長岡間で行っている。JR貨物は上記の輸送対策の他、東海道・東北線定期列車に振替え輸送ルートを開設し、通常時の約8割の輸送ルートを確保 しているとのこと。しかし、急送品や生鮮食品などは他の輸送機関に流れており、地震発生日以降のコンテナ輸送量は前年実績を下回っている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:08| 物流事業者