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2007年09月13日

【物流】国際物流ボトルネックの解消

国交省は、国際物流ボトルネックの解消に向けた取り組みを強化するため、来年度予算で2,300万円の調査費を要求した。この背景には、日本と東アジアとの相互依存関係が急速に深まり、物流分野で「準国内化」が進んでいることが挙げられる。
取り組みの具体的な内容は、全国10地域に設けられている国際物流戦略チームを活用して地域ごとのボトルネックを抽出し、その解消に向けた具体的策の検討 を行うというもの。東アジアとの結びつきを強めることに至る国際物流においてはハード面(拠点となる空港や港の機能の強化・整備)とともにソフト面の対策 も進めようとしている。
また、昨年9月に開催された日中韓物流大臣会合で合意されているシャーシの相互乗り入れを実現するための制度や実態面での問題点を抽出し、それを解消する べく具体策を検討する。現実には、各国の国内法などから制度・実態面で課題が横たわっており、その解消のための調査が本格化する。こうした中、東アジア圏 とのシャーシの相互通行について、北海道、北部九州など各地の物流戦略チームでも検討している。

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投稿者:gotsuat 17:15| 行政関連