<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年10月18日

【物流】国交省 委託運送の取引適正化

国土交通省は、「委託運送の取引適正化に向けたガイドライン」を今年度中に策定する為、
トラック事業者や荷主、学識経験者などをメンバーとする取引の適正化に関する検討会を
11月に設置し検討を始めることを明らかにした。
これは、下請法(下請代金支払遅延等防止法)違反によるトラック運送の元請事業者に対する公正取引委員会の改善勧告が相次いでいることなどへの対応。
04年4月施行の改正下請法により、物流業界の元請・下請関係が新たに規制対象に追加され、物流サービス業務の不公平な取引が厳しくチェックされるようになった。これにより、
公正取引委員会では元請事業者の下請事業者との取引状況などを定期的な書面調査や通報などをもとに調査し、下請法違反が判明した場合に勧告をしている。
改正下請法によりトラックの元請事業者が初めて勧告を受けた05年12月以降、これまでに合計9社が改善勧告を受けている。この為、国交省ではトラック事 業者に下請法をより理解してもらわなければいけないとして、ガイドラインを作成し元請・下請取引の適正化を図ることにした。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:40| 行政関連