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2007年11月27日

【物流】JR貨物 10月度輸送実績

JR貨物がまとめた10月度輸送実績によると、コンテナ輸送は215万80,000トン(対前年同月比3.8%増)、車扱は110万3,000トン(同9.9%増)であった。
荷動きとしては、石油の好調な出荷や季節物資の出荷が旺盛であった為、比較的堅調に推移した。叉、中旬には機関車故障による輸送障害が伯備線で発生し、高速貨4本が運休したが、月全体を通して大きな輸送障害もなく、安定した輸送状況となった。
コンテナにおいては、家電・情報機器などが前年を下回った他、一部メーカーの生産設備不調により紙・パルプが減送となったものの、専用列車「トヨタ号」を 10月22日から増発した自動車部品などの他、農産品・青果物は政府米や北海道地区の野菜類の出荷が好調だった為、前年を大きく上回り、全体では同 3.8%増となった。
車扱貨物では、石油が11月の仕切り価格急騰を控えて仮需が発生し同15.7%増と前年を大きく上回った為、鉄鋼メーカーの定期修理によって出荷調整のあったセメントと石灰石などが前年を下回ったが、全体では同9.9%増となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:53| 物流事業者