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2008年02月13日

【物流】国交省、国内貨物輸送の動向

国交省は、06年度の輸送実績をもとに、輸送機関別の輸送量の動きやシェアの変化など貨物輸送の特徴をまとめた「最近の国内貨物輸送の動向」を発表した。

これによると、国内貨物輸送トン数は近年減少傾向にあり、06年度も0.3%減と7年連続の減少となった。一方、トンキロベースは増加傾向で、06年度も1.4%増と3年連続の増加となった。また、貨物1トン当たりの平均輸送距離は長距離化が一層進んでいる。輸送機関分担率は、トン数、トンキロとも内航海運のシェアが縮小し、逆に、自動車のシェア拡大が続いている。また、自動車輸送の中では、営業用自動車のシェア拡大が顕著で、自家用自動車から営業用自動車へのシフトが続いている。鉄道貨物は、コンテナ貨物の増加、車扱貨物の減少という傾向が続いており、06年度にはトンベースで初めてコンテナ貨物が車扱貨物を上回った。国内航空貨物は、増加傾向が続いており、06年度はトン数、トンキロいずれも4年連続の増加となった。幹線部門は減少したが、新空港の開業の効果もありローカル線が大幅に増加した。

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投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連