【流通】「加点」的視点の流通構造の確立が大切!
    
        
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            あ: いやぁ〜 
               Tシャツ1枚買うにしても 
               結構な金額が必要なんだね 
               自分であまり買い物しないから 
               わかんなかったけど。。。 
             
            ま: 当たり前ですよ そんなの!!! 
               「あ:」さんの「買わない癖」が 
               世間知らずにしてしまってるんですよ 
             
            あ: みんな結構 普段着にもお金かけてるんだね。。。 
               改めて関心したよ 
             
            ま: まぁ 今は結構手頃な値段で買えますよね 
               これもグローバルな流通のおかげでしょ! 
             
            あ: 中国か? キーワードは。。。 
             
            ま: その恩恵を受けているのは我々消費者なんですね 
               でも、、、 アジア各国での生産品ばかりになってしまいますね。。。 
               このままだと 
             
            あ: それがね! 
               日本企業も「日本で」頑張ってるんだよ! 
               海外生産に負けないようにね!!! 
             
            
            
                
                    
                        『アサヒ、缶ビールの製造原価切下げを実現』 
                         
                        アサヒビールが、「中国製を輸入した場合より安い缶ビール」を実現した。昨年秋から国内の工場でコスト削減に努めた結果、製造原価の大幅切り下げに成功した。日本の1缶当たりの人件費は中国の1.7倍。この差を埋めるため、麦芽などの購入にインターネット入札を採り入れ、包装資材も必要最小限の品質に抑えた。日本の9工場でつくる「スーパードライ」の昨年の平均製造原価を100とすると、中国製を輸入した場合の「製造原価+輸入費用」は90。今年は原材料費を1割以上削り、1〜6月の製造原価は最大の茨城工場で89台に低下した。残る8工場でも2年以内に90を切るめどが立った。 | 
                     
                
             
             
            ま: やりましたね! 
               日本でもアジア各国に負けない生産コストで 
               モノづくりができるという証ですよ! 
               このチャレンジに感銘です!! 
             
            あ: 日本企業、とりわけメーカーの生産拠点が 
               アジア各国へ進出するってケースが増えてきてる中で 
               日本の価格競争力がなくなってくるんじゃないか? 
               って思いがちじゃない 
               そこを日本でも価格競争力が持てるんだ!って 
               自信になりそう 
             
            ま: 「あ:」さんが自信持ってどうするんですか 
             
            あ: いやいや 共感しないとね こういうのって。。。 
               生産拠点をはじめ 
               「流通」がグローバル化している中 
               特に鮮度に厳格な商品に関する流通において 
               生産部門をはじめとした流通全体のコスト削減について 
               非常に注目すべき出来事だよ 
             
            ま: でも一体どうすれば。。。 
               比較的人件費が安く抑えられる国々での生産に 
               コスト面で優位に立とうと思ったら 
               どこでコストを削減するんでしょう。。。 
             
            あ: それが重要なんだよ! 
               簡単じゃぁない! 
               今時 ちょっと精神論チックになっちゃうけど 
               このガッツ!とノウハウって 
               今、他の業界 企業でも欲しいところじゃない??? 
             
            ま: そうですよ! 
               これをきっかけに 
               製造コスト競争における勝者となり 
               「製造大国日本」の復権を!!! 
             
            あ: 海外生産拠点にコスト面で勝るとか 
               負けるとかじゃぁなしに 
               何が最善なのか? その結果として 
               国内生産という選択肢って事が大切でしょ 
             
            ま: 生産拠点がアジア各国へシフトしつつある中 
               日本では付加価値の高いモノの生産へ 
               という風潮もあるじゃないですか。。。 
               でも 商品に関係なく 
               現地生産現地販売っていうのが 
               最も効率のよい流通なのかもしれませんね 
             
            あ: 良いことだと思うよ 
               その現地生産現地販売って 
               最近じゃぁ 食品に関する鮮度の問題に 
               関心が高まっているけど 
               冷蔵・冷凍技術の発達や輸送ネットワークによって 
               生産地と消費地の距離的な隔たりが解消されてる 
             
            ま: 海外製の商品って 
               もう 当たり前になってますもんね 
               逆に 「日本製」に特別な価値がでてきたり・・・? 
             
            あ: それはどうだろうね 
               日本でも比較的生産コストの安い国々に 
               対抗できるって事は 
               その逆もあり得るかもしれないし。。。 
               近い将来として 製造国に対する意識って 
               今まで以上に薄らいでいくかもしれないでしょ 
               経済情勢によって 生産拠点がシフトしたり。。。。 
             
            ま: 流通構造も柔軟な体制にしておく必要がありますね 
             
            あ: 今、世界中で最も重要なキーワードが「コスト」になってるけど 
               これから 違った価値観による競争になってくるかもね? 
               それがデザインであったり。。。 高い品質であったり。。。 
             
            ま: そうなった時・・・ 
               次世代の世界の工場と呼ばれるのはどの国? 
               どの地域でしょう? 
             
            あ: そんなのわかんないよ 
               きっと商品特性によって 
               素材産地やその地特有の文化 
               教育などにも関係してくるんじゃないかな? 
               数年後、数十年後には 
               世界的をリードするファッションの街として 
               アジアのどこかの都市がなってるかもしれないしね 
             
            ま: そうですよ! 
               僕の住んでいる街が 
               数年後にはミラノにかわって 
               ファッションの街になってるかもしれないって事ですね! 
             
            あ: 「ま:」さんの街じゃぁちょっと厳しいかもね。。。 
             
            ま:  。。。。。。。。 
             
            あ: 生産コストってモノの価格が決まる上で 
               大きなウェイトを占めるんだけど 
               それだけじゃないよね 
             
            ま: 物流や販売、広告宣伝も必要です 
             
            あ: 当然、生産以外の部門に関する部分も含めた 
               流通コストの最適化が必要なんだけど。。。 
             
            ま: コストの最適化のための 
               ロジスティクス的発想ですね! 
             
            あ: そう! それと 
               グローバルな流通時代において 
               コストの削減という「減点」方式の流通確立から 
               生産技術レベルや産地の特性など 
               価値が付加される「加点」的な視点にたった 
               流通構造の確立が大切になってくるんじゃないのかな? 
               ファッション業界だと 
               ミラノでの生産とアジア木偶ラベルと・・・ 
               コスト的には・・・? 付加価値的には・・・? てね 
             
            ま: そっか。。。 
               コスト削減が唯一の目標ではないんですね 
               これからのグローバルな流通って。。。 
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 15:30| 流通