【流通】知的財産の所有形態に変化が!?
    
        
            | ――コクヨとNTT、「シェアードPCシステム」の共同実験―― | 
        
    
    
        
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            ま: えーーっと 
               どこだっけなぁ 
               確かこのあたりに置いていたはずなんだけど 
             
            あ: 何探してるの? 
             
            ま: 先月 提出した提案書の控えですよ 
               あの中の一部分だけ 
               今回の案件で使えそうだなぁって思って 
             
            あ: ちゃんと今の案件に合ってるのかな? 
               その内容って 
             
            ま: もちろん! 
               「僕」の作った提案書ですから!!! 
               内容はバッチリ把握できてます 
             
            あ: 「僕」の提案書?? 
               会社の提案書じゃなくて? 
             
            ま: そーですよ! 
               何か おかしいこと言いました??? 
             
            あ: んーーー 
               考え方の違いなんだろうけどね 
             
            
            
                
                    
                        『コクヨとNTT、「シェアードPCシステム」の共同実験』 
                         
                        コクヨとNTTは、インターネットカフェなどにある共同利用パソコンで前回利用時の環境を再現できる「シェアードPCシステム」の共同実験を行うと発表した。ユーザーの設定や作成ファイルなどをサーバーに保存し、次回利用時にそれらをダウンロードして利用する。サーバー−PC間の通信を、ICカードを使って暗号化するのが特徴。実験はコクヨが展開する時間貸しのレンタルオフィス「DESK@(デスカット)」で、9月2日から3カ月間実施する。 | 
                     
                
             
             
            ま: いやぁ もしかすると 
               モバイル端末を持ち歩く必要もないかもしれませんね 
               至るところにこうしたスポットができはじめれば 
             
            あ: 携帯電話の普及によって 
               固定電話が減ったでしょ 
               そのスペースにパソコン1台があれば 
               固定電話を利用するかのように 
               自分の環境にできるパソコンを使えたり。。。 
               100MBの通信インフラでね! 
             
            ま: いやぁ 
               駅前に並ぶ固定電話の代わりにパソコンですか? 
               みんなカシャカシャやったり 
               メールをチェックしたり 
               自分の環境をそのまま設定できるっていうのがミソですね 
             
            あ: ネットワーク化が進化している中でも 
               サーバー、或いは個人のパソコンに 
               いろんなデータが存在しているでしょ 
               会社のパソコンっていうよりは 
               自分のパソコンっていう考えが深いのかもね 
             
            ま: そういう意識ってあります! 
               確かに。。。 
             
            あ: 物理的に各々のパソコンにある 
               様々なデータって 
               各々のパソコンにあるが故に 
               「私物化」とまでは言わないけど 
               「自分のファイル」っていう意識もありがちだよね 
             
            ま: 日本語の「あや」かもしれませんけど 
               「僕のデータをあげるよ!」っていう 
               表現方法もしてしまうこともあります 
             
            あ: 企業内のPCユーズの在り方も。。。 
               1人1台のパソコン管理時代から 
               一つの大きな情報集合体として考えないといけない 
               例えばそれがハード的に一つのサーバーじゃなくても 
               各々のハードディスク内のファイル管理にも 
               これから益々厳格になってくるんじゃないかな 
             
            ま: ファイルの管理方法でも 
               例えば名称のつけかたに 
               一つのルールを作るだけでも全然違います 
               他人が見てもわかるように・・・ね! 
             
            あ: 例えば会社を辞めるときに 
               自分のパソコンのデータを引き継ぐ人に渡して説明して 
               場合によっては要らないものは消去したり 
             
            ま: でも 自分の作成してきたデータ類って 
               一体誰のもの? なんでしょうね。。。 
               もちろん会社のものであるべきなんでしょうけど 
             
            あ: ナレッジ・マネジメントによって 
               提案書などの過去のコンテンツの活用も進んでいるけど 
               新しいアイデアや考え方を生み出す人と 
               単に活用だけする人 
               この両者が生み出す価値って 
               違いが少なくなってくるかもしれない 
             
            ま: でも それでいいんじゃないですか? 
               社内の知的な資産を有効に活用して 
               企業としての提案力をつけていくべきなんですから 
               それに アイデアや考え方を生み出して 
               有益なコンテンツを作成できる人って 
               もし不満があるとすれば 
               独立しちゃえばいい話ですから 
             
            あ: 知的な資産について 
               企業、個人 の所有に関する定義化が 
               これから進んでくると思う 
               これは会社の資産、これは自分の資産って 
               分けて考えることができるんだろうか・・・? 
             
               会社に勤めるという形式も 
               新たな展開にさしかかってきそう 
               例えば1人 1企業時代になって 
               全て契約のもとに関係がつながっているとか 
             
            ま: 企業と社員ではなくて 
               企業と企業の関係のような雇用体系とでもいいましょうか 
             
            あ: 今、自分が使っているパソコンに保存されているデータ類 
               自分のものって言えますか? 会社のものって言えますか??? 
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投稿者:gotsuat 15:09| 流通