【流通】「財テク」ならぬ「ロジテク」!?
    
        
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             あ: しまった〜 
               この付近にコンビニってあったかな? 
             
            ま: この辺りだと・・・ 
               そうそう! 500m程歩けばあったような・・・ 
               どうしてです? 
               今すぐ何か必要なんですか? 
             
            あ: いやいや 大したモノじゃないんだよ 
               実は牛乳を買わないと・・・ 
             
            ま: だったら自宅の近くで買えばいいじゃないですか 
               持って帰るのも面倒でしょ? 
             
            あ: そのコンビニが近所にないんだよ! 
               今住んでいるところには!! 
             
            ま: えぇ〜っ!!! 
               なんと 不便な・・・ 
             
            あ: 最近はコンビニどころか 
               病院まで併設したマンションも登場しているようだし・・・ 
               便利だろうなぁ・・・ 
              
            
            
                
                    
                        『マンションに病院・CVS・保育施設を併設』 
                         
                        住宅資材商社のナイスは、病院とコンビニエンスストア、保育施設を併設したマンションを発売する。深夜まで子供を預かる長時間保育を利用できるほか24時間往診が受けられる。都心回帰の影響でマンションの販売競争が激化している。高齢者から児童までが快適に暮らせる点を打ち出し、幅広い需要を開拓する。小児科と総合診療科を持つ診療所はふれあいグループが運営。綜合警備保障が月額2600円で提供する安否確認用の24時間通報装置を利用し緊急時に往診を受けられる。薬局で調合した薬も宅配する。 | 
                     
                
             
             
            ま: マンションが一つの街機能を持っていますね! 
               便利な機能が身近にあって・・・ 
               とても生活しやすいじゃないですか! 
             
            あ: 地域コミュニティとしての経済圏だね 
               これはホント便利だと思う! 
               特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭ではね! 
               こういう機能を併設するマンションが 
               今後登場してきそうだ! 
             
            ま: 核家族化によって 
               親が子供の面倒を見る負担が増えているって聞きますけど・・・ 
             
            あ: 時間的、そして経済的にもね! 
               
               一つの経済圏が成り立つ集合住宅 
               特に規模が大きいマンションでは 
               そこに住む世代によって 
               周りの経済圏をも変えてしまう・・・ 
             
               いきなり付近の幼稚園が定員オーバーになったり。。。  
               小さなお子さんのいる家庭にとって 
               今まで生活してきた中で「便利」と感じる環境と 
               子供ができてから「便利、助かる」と感じる環境って 
               必ずしも同じではないようで・・・ 
             
               少子化対策もいろいろあるようだけど 
               こうした機能を持つマンションも 
               一つの対策にもなるのかもしれないね! 
             
            ま: その一つとして 
               最近利用が増えている個人宅への宅配ビジネス! 
               あまり外へ出てゆっくりと買い物ができない方々をターゲットとして 
               食品や生活雑貨を販売する・・・ 
             
            あ: いろんなサービスが登場しているからね! 
               カタログショッピングをはじめ 
               インターネット販売もその一つとして考えられる 
               協同組合の個人宅への配達・・・ 
             
            ま: ホント いろいろありますね! 
               それ故に! 宅配事業が注目なんですよ! 
               宅配プラットフォームによる競争時代でしょ! 
                
            あ: そういう意味では 
               個人宅までの物流面で考えると 
               企業間の取引に比べれば 
               まだまだ初期段階なのかもしれないね 
             
            ま: 初期段階? 
               既に強力な宅配プラットフォームが存在しているじゃないですか!? 
             
            あ: 例えば・・・ 
               いくつものサービスがある個人宅への宅配サービス 
               これが物流面において集約化できないだろうか??? 
             
            ま: それは・・・ 厳しいんじゃないですか? 
               って言うか。。。 購入する際に 
               消費者が宅配事業者を選べればいいんじゃないですか? 
               例えばネット販売をいくつもした場合とか・・・ 
               受け取り日を指定しておけば 
               まとめて配達してくれるんじゃないですか? 
             
            あ: それも一つのアイデアだね 
               でも、、、消費者側のメリットって・・・??? 
             
            ま: そりゃぁ 一度に荷物を受け取れる! 
               度々 家に来られても・・・ 
               せっかく子供を寝かしつけたのに 
               「ピンポーン!」って鳴っちゃって・・・ 
             
            あ: (よくそんなシチュエーション考えつくな・・・怪しい・・・) 
             
               確かに手間が省ける事って重要だね 
               でも消費者はそんな事では 
               「得した!」っていう実感は沸きにくいんじゃないかな? 
               やっぱりお金の面でわかりやすくメリットが出せないと・・・ 
             
               配達先に対して 
               そういう集約化によるメリット・・・ 
               例えば配達回数が減って 
               1件当たりの配送コストが送料に占める割合って 
               低くなるでしょ!? 
             
            ま: 1000円の配達物2個だった場合 
               バラバラに配達しても1000円×2 
               一緒に配達しても1000円×2 
               でも一緒に配達できた場合って 
               配達コストは単純に半分になりますから・・・ 
               細かい諸条件を抜きにすれば 効率的でしょう! 
             
            あ: 発送する側には 
               こうしたスケールメリットって享受しやすい・・・ 
               出荷数量に応じた契約体系もあるし 
             
            ま: 大規模なショッピングモールが 
               宅配事業者との交渉を行うメリットはそこにあります!!! 
             
            あ: これからは 
               荷物を受け取る側―――特に消費者にとって 
               具体的にわかりやすくメリットを実感できる 
               消費者物流が求められるんじゃないかな? 
               
               例えば事例で紹介したような 
               集合住宅毎に配送を集約してしまうとか・・・ 
               一つのプラットフォームができあがらないかな? 
               どこで何を買っても同時に家に届く仕組み・・・・ 
               定時定配による個人宅への巡回サービス・・・ 
             
            ま: つまり 企業物流の集約センターを 
               消費者にも応用するんですね 
             
            あ: 各店舗、納入先への配送頻度の集約による 
               荷受け側の負担減による効率化・・・ 
               各家庭でもニーズとして存在しないのか??? 
             
               ビジネスの世界から個人の世界へ・・・ 
               手法が浸透するのかも?  
               つまり ロジスティクスという考え方が消費者へ普及・・・ 
             
            ま: そんな事! 考えられない! 
               消費者一人一人が 
               ロジスティクス的な発送を持つなんて・・・ 
                
            あ: そうかな? 
               でも。。。一時は「財テク」って言葉もあったでしょ! 
               これよりも 簡単かもしれない! 
             
               これからは「ロジテク」が 
               消費者にも浸透していく時代かもしれないね 
             
            ま: そうなると 
               我々は益々! 勉強しないといけませんね! 
               消費者の方々に知識面で並ばれる・・・ 
             
            あ: そういう事! 
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 15:16| 流通