【流通】海外旅行は外資スーパーへ!?
    
        
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             ま: 「あ:」さん・・・ 
               今度の正月に海外へ行こうと思ってるんですけど 
               どこかいいとこ教えてください 
             
            あ: 正月に海外ぃ〜!! 
               何を贅沢な――― 
             
            ま: 贅沢でもないでしょ 
               今時・・・ 
             
            あ: 芸能人じゃあるまいし 
               正月に限って海外に行かなくてもいいんじゃないの? 
               日本で十分!! 
               どうして海外に行きたいの? 
             
            ま: ちょっと羽を伸ばしたくて・・・ 
               まだ知らない異国の雰囲気も味わってみたいですし・・・ 
               それに買い物もね! 
             
            あ: だったら安くていいとこ!教えてあげるよ! 
             
            ま: えっ? どこですか??? 
             
            あ: スーパーだよ スーパー! 
               しかも日本でね! 
             
            ま: まさか・・・・ 
              
            
            
                
                    
                        『カルフール、埼玉県内初の外資スーパー』 
                         
                        仏スーパー大手のカルフールは、埼玉県狭山市に狭山店を開業した。外資系スーパーが埼玉県内に出店するのは初めて。カジュアル衣料「ユニクロ」、「コムサイズム」など54店の専門店が入り、カルフールの食品売り場にはワインやチーズ、パンなど欧州食材を豊富にそろえた。一方で、「日本の消費者に合わせる」ため、買い物通路をあえて狭くとるなど日本のスーパーと同様の形態に改め、生鮮食品の売り場も広くとった。 | 
                     
                
             
             
            あ: はいっ! その ま・さ・か! 
               外資系のスーパー!! 
             
            ま: えっ? てっきりブランドショップとばかり・・・ 
             
            あ: 何を言ってるの! 
               そんな所よりも 海外の生活雰囲気を味わえるんだよ! 
               普段目にしないようなお菓子やお酒・・・ 
               現地の人が毎日食しているモノと同じ商品が味わえるんだよ! 
               これこそ!異国の雰囲気じゃない? 
             
            ま: わかりました・・・ 
               もう「あ:」さんに相談しません・・・ 
             
            あ: そんなしょんぼりしないの! 
               欧州、米国・・・ 
               外資系小売業の進出が 
               いよいよ我々の身近なところで感るようになったんだから! 
             
            ま: ウォルマートも着々と準備をしています・・・ 
             
            あ: 実際、このカルフールに行ってみると 
               売り場の規模が全然違うもんね! 
               一時期ダイエーが営業していたハイパーマートを思い出したよ! 
               広大な敷地面積・・・しかも1フロアに 
               ありとあらゆる商品が並んでいる・・・ 
               もう、端から端まで歩くだけで・・・はぁ大変!って感じ! 
             
            ま: 大変!? それじゃぁいけませんねぇ 
               買い物しづらいって事じゃないですか? 
             
            あ: そんな風に感じる事はなかったなぁ 
               ただ 日本人が今まで経験してきた買い物のスタイルとは 
               少し異なったものになりそう・・・ 
             
               大きなショッピングカートにたくさんの商品を入れて・・・ 
               一気にレジで精算! 
             
               カテゴリー毎に売り場の階層が分かれていて 
               その都度精算する日本のGMSとは違うから 
               はじめはしっくり来ないかもしれないけど・・・ 
             
            ま: そう言えば 
               売られている商品のアイテムって 
               そんなに違いがあるわけでもないでしょうし・・・ 
               売り場の構成が 高層なのか?ワンフロアなのか?でしょ 
             
            あ: 商品の陳列方法など 
               少し違った印象もある 
               例えば千葉のカルフールでは 
               食料品売り場の横に自転車が売られていた! 
               おまけにクルマまで・・・もちろんフランス製ね! 
             
            ま: クルマまで!!! 
               いやぁ〜 それは日本の小売業ではなかなか見れませんね 
             
            あ: それに商品の数!!! 
               もう・・・これは棚卸し大変だなぁ・・・って感じだもんね 
             
            ま: そんな事考えるの「あ:」さんぐらいじゃないですか・・・ 
             
               でも。。。そういう海外の販売スタイルって 
               日本で受け入れられるんでしょうか? 
             
            あ: 受け入れられるも何も・・・ 
               元々GMSだって日本になかったんだし・・・ 
               むしろ生活スタイルが どう変化していくか?でしょ 
             
            ま: 対して中小規模のスーパーは 
               こうした超大型店舗との差別化として 
               どのような対応が必要なんでしょうか? 
             
            あ: すでに独自色を強めようとする動きがあるじゃない!? 
               高価格帯商品を揃えたり・・・ 
               益々価格競争力を高めようとしたり・・・ 
               なかでも中小規模の店舗に関しては 
               地域性、分野特化、日常性って事になるんじゃないかな? 
             
               どこに何が置いてあるのか? 
               わかりやすい! 行きやすい 勝負が早い! 
               環境的に店に行きやすい(近い! 交通アクセスが良い) 
             
               そして超大型店は・・・ アミューズメント性? 
               少しだけ異次元を感じれるような存在にね・・・ 
             
            ま: それは・・・百貨店じゃないですか? 
             
            あ: 百貨店が海外旅行なら 
               GMSは国内旅行って感じかな? 
               まぁ。。。国内の方が高い場合もあるけど・・・ 
             
               日常生活面で 
               「海外」を感じ取れる場としてね! 
               普段の生活に密着した・・・ 
               食料品や日用雑貨類などが 
               手頃な価格で手に入る・・・ 
             
               まさに海外の生活そのものを感じる場なのかもしれない 
             
            ま: ブランド品だけじゃなくて 
               日常生活に密着した部分で 
               海外製品を手にする機会が増えそうですね・・・ 
               日本メーカーもグローバル化が押し寄せる!? 
             
            あ: ねっ! 
               だから海外へ行かなくても十分! 
             
            ま: はい わかりました! 
               正月は外資系スーパーを廻ります!! 
               ―――って、何でこうなるの!? 
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投稿者:gotsuat 14:56| 流通