【流通】ヒット商品、定番商品の育て方
    
        
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             ま: さぁてと・・・ 
               家に帰ってリラックスしよっと 
             
            あ: 家に帰ってリラックス? 
               なにか「ま:」さんって 
               常にリラックスしてそうじゃんか? 
               わざわざ家に帰ってする事なの? 
             
            ま: 失礼ですね! 
               ちゃんと昼間は力を入れて頑張ってますよ! 
                
               そうだなぁ〜 
               クラシック音楽でも聴きながら 
               ゆったり時間を過ごそう・・・ 
             
               クラシックのCDって 
               安く手に入りやすいですから・・・ 
               最近集めてるんですよ! 
             
            あ: 確かに手ごろな価格で 
               販売されているケースをよく目にするよね! 
             
            ま: そりゃぁ クラシック音楽ですからね 
             
            あ: それが・・・これからは人気アーティストのCDが 
               手に入りやすくなるらしいよ!? 
             
            ま: えっ? それは新譜もですか? 
              
            
            
                
                    
                        『邦楽CDアルバムに新しい価格戦略』 
                         
                        ソニーミュージックは、通常なら3000円前後で、割高感が強いとされる邦楽CDアルバムの新譜を、発売から2カ月間限定で2520円(税込み)、その後で同じ作品を2940円(同)で再発売する、新しい価格戦略を試す。将来有望とみているアーティストのアルバムを、売り上げが集中する発売当初に値ごろ感を出すことで売り上げを伸ばし、知名度を上げることを狙う。 | 
                     
                
             
             
            ま: えっ? 始めは低価格で買えるんですって? 
               後になってディスカウントする訳でなく・・・ 
               そんなの損じゃないですか? 
               大抵は新作って何でも値段が高いものです 
               例えばレンタルだって・・・ 
               新作は「新作価格」でしょ? 
             
            あ: まぁね 
               確かにその考え方が普通だよね 
               新しい方が価値が高いっていう商品が多い! 
               骨董品となると・・・話はだけどね 
             
            ま: 骨董品とCD、DVDとは違いますよ〜 
               ハード、ソフトの違いがありますから・・・ 
             
            あ: もちろんそうなんだけど・・・ 
               何を売り出すのか?によって 
               商品価格戦略って変わってくるんじゃないかな? 
             
            ま: 何を売り出すか?って・・・ 
               そりゃぁ もちろん CDならCD! 
               DVDならDVDでしょ!? 
             
            あ: そう簡単な答えじゃなくって・・・ 
               ミュージックならアーティスト自体のブランド力だとか・・・ 
               日常生活品だったら・・・生活様式なのか・・・ 
             
            ま: 例えばミュージックの場合って 
               1曲、1アルバムだけという 
               1発屋的なヒットではなくて 
               アーティスト自体が長年に渡って 
               ファンに指示されるような売り出し方? 
               でも。。。発売当初にアルバムの価格を下げてしまうと 
               逆効果になりませんか? 
               ブランド力が下がるかもしないっていうか・・・ 
               安っぽく感じられる可能性もありませんか? 
             
            あ: それはどうなんだろうか? 
               「有望なアーティスト」であるという 
               太鼓判的なアピールができるかも?! 
               つまり・・・今だけお買い求め安いけど・・・ 
               ホントにメジャーになった時には 
               この価格では もう手に入りませんよ! なんてね 
             
            ま: それも売り出そうとしているアーティストが 
               ホンモノである事が重要ですね 
             
            あ: 消費者(まだファンになっていない人)にとっては 
               早めに買って聞いとけ!ってことにも 
               なるかもしれないね。。。 
                
               早期に発売数が増える傾向に拍車がかかりそう 
             
            ま: ということは・・・ 
               益々 消費サイクルが短くなってくるって事ですね! 
             
            あ: 高くなる前に早めに買っておこう・・・と 
               予約が殺到する事もあるかもね! 
             
               でも決して消費サイクルが短くなることと 
               直結しないんじゃないかな? 
               むしろアーティスト自体の認知度が普及すれば 
               低価格による「安っぽさ」なんて解消できるだろうし・・・ 
             
               今、個人の「複製」によって 
               アルバム販売数が伸びないとも言われている 
               でも反対に知名度が普及して 
               次に発表する曲の売り上げが伸びた!という 
               海外のアーティストもいるようだし・・・ 
              
               音楽流通と同じく 
               一般送品でも同じ事が言えないかな? 
               つまりヒット商品、定番商品の育て方! 
             
            ま: ヒット商品、定番商品化する為に 
               発売当初を低価格化に設定するって・・・ 
               はじめのキャンペーン期間と同じじゃないですか? 
             
            あ: さっきも言ったけど 
               そのキャンペーンによって 
               何を売り出すべきなのか? 
               はっきりさせておく必要がある・・・ 
             
               一般に普及メディアとして 
               テレビ・ラジオなどが存在していたが・・・ 
               ネット、或いはレコーディング会社によって 
               アーティストの成功パターンっていうのも 
               変わって来るかもしれない 
             
               つまりヒット商品の育ち方にも 
               同じ事が言えるかもしれない・・・ 
               ヒット商品は生まれても 
               それが定番化するという事が少なくなってきている・・・? 
             
            ま: ラーメンやカレーのルーなど 
               既に定番化した商品があります! 
             
            あ: 既に消費者に対してブランド力を持っている 
               企業・アーティストには無用! 
             
               これからブランド力をつけていこう! 
               っていう方々には目先?の収益、そして 
               長い目で見た売り上げを確約できそうな 
               ブランド力確保のための無料化って・・・ 
               一つの手段となってくる 
             
               既存メディアに大々的な広告・宣伝費を 
               かけることができない方々には 
               著作権などの問題も含め 
               定番化していく為にも 
               普及を目的とした販売戦略が 
               新たに生まれようとしているんじゃないかな? 
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 14:49| 流通