【流通】SCM+DCM=顧客満足度UP!?
    
        
            | ――日本マクドナルド、「厨房革命」で起死回生狙う―― | 
        
    
    
        
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             あ: 「ま:」さん!ちょっと相談だけど・・・ 
             
            ま: 何でしょうか? 
             
            あ: 今度の日曜日に 
               田舎へ帰るんだけど 
               お土産何を買っていけばいいかな? 
             
            ま: それじゃぁ 
               あそこのまんじゅう屋さんにすればいいじゃないですか? 
               この付近にしかない店ですし・・・名店ですから! 
             
            あ: そっかそっか! そうだよなぁ 
               でも。。。日持ちするかなぁ? 
             
            ま: 大丈夫ですよ 
               たぶん・・・ 
             
            あ: たぶん・・・て無責任な! 
             
            ま: 心配しなくても大丈夫ですよ 
               だって全部賞味期限3ヶ月以上ありますから! 
             
            あ: そんなにあるの! 
               僕はてっきりすぐに食べないと駄目なのかなぁって・・・ 
               あの店で手作りなのかと・・・ 
             
            ま: そんな訳ありませんよ 
               その分低価格なんですから! 
               賞味期限が長くとれる分 
               やはり低価格化し易いんですよ! 
               作り置きできますから・・・ 
             
            あ: そうとは限らないよ! 
               作り置きを止めても 
               低価格化路線を変えずに頑張る企業もね! 
              
            
            
                
                    
                        『日本マクドナルド、「厨房革命」で起死回生狙う』 
                         
                        日本マクドナルドが顧客満足度の向上に本気で取り組んでいる。そのために、作りたてのハンバーガーを90秒以内で提供する厨房システムの導入を急いでいる。投資額150億円で切り替えつつある新システムの名前は「MADE FOR YOU(MFY)」。米マクドナルドが開発し、米国では1999年に全店導入したもので、日本では99年に導入を開始。2005年末にはフランチャイズ店を含めた全店舗へ拡大予定。調理システムの変更は、創業以来初めて。MYFの導入で、これまでやってきた商品の作り置きと決別する。 | 
                     
                
             
             
            ま: 低価格を進めるだけじゃなく 
               品質もさらにグレードアップ!を目指している・・・ 
               妥協を許さない姿勢に僕は感動すら感じますよ 
             
            あ: 消費者にとってみれば 
               うれしいシステム変更だね 
             
            ま: 今までの仕組みでは 
               やはり作り置きが必要だったみたいですから・・・ 
             
            あ: SCMを極めてきた結果 
               DCM的な取り組みが必要になってきたんじゃないのかな? 
               SCM、DCM、、、どちらかだけって訳じゃなくね・・・ 
             
            ま: DCMって言っても 
               ファーストフード店の場合って 
               顧客の要望を聞いてから実際の納品まで 
               かなり時間が限られますもんね! 
                
            あ: DCMって言っても 
               完全に受注生産式の流通を考えるのではなく 
               築き上げてきたSCMとの融合によって 
               更に顧客満足度を高めることができそうだ! 
             
               顧客の要望ってとてもシビア! 
               実際に自分が消費者としての立場になるとよくわかるでしょ? 
             
            ま: でも・・・この要望に対応するのも 
               企業にとってはコストアップの要因にもなりかねません! 
             
            あ: それがね・・・一概には言えないかもよ! 
               
            ま: えっ? 
             
            あ: 例えば今回紹介した事例の場合だと 
               廃棄ロスをいかに減らせるか? 
               コストアップ要因だけではなさそう・・・ 
             
            ま: なるほど! 
               顧客の要望を起点とする事によって 
               ロスを少なくする事もできるんですね! 
             
            あ: 現在はSCMの構築手法について 
               いろいろ議論・実践がされているけど 
               企業の競争ってこのSCMの競争でもある! 
               そこへ今こそ!DCM的な手法を 
               組み込むことが必要になってくるんじゃないかな? 
             
            ま: ほんと! 今さらながらの手法かもしれませんが・・・ 
             
            あ: 売れない時代に・・・ DCM!! 
             
            ま: 完全受注生産ができる商品って 
               限られますから・・・ 
               SCMとDCM・・・ 実は強力なタッグで考えるんですね! 
             
            あ: 供給側、需要側、双方の立場になった視点が大切って事! 
             
            ま: それによって無駄な廃棄ロスも減らすことができそうですし 
               企業側にとってもメリットが追求できそうですね 
                
            あ: 競争も激しくなってきているし 
               自ら仕掛けた低価格競争でも 
               違ったかたちで消費者に付加価値を提供すべき時期なんだろうね 
               とはいうものの難しいと思うよ・・・ 
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※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 12:18| 流通