【流通】モノの流通、デジタル流通
    
        
            | ――日本IBM、プリペイド方式でソフトウエア販売―― | 
        
    
    
        
            |   | 
            
             ま: あ〜あぁ 
               もったいないなぁ 
             
            あ: どうしたの? 
               残念そうな顔をして 
             
            ま: このゲームソフトなんですけど・・・ 
               あまり自分には合ってなかったんですよね 
               だから殆ど遊ばなかったのに 
               結構な値段したんですよ!!! 
             
            あ: 購入する前にしっかり検討しなくちゃ! 
               情報不足なのかもしれないよ!? 
             
            ま: 情報不足って言うか・・・ 
               期待はずれなんですよね 
                
               購入する前に内容がわかればいいんですけどね・・・ 
             
            あ: それよりも ゲームを始めとしたソフトウェアって 
               使った分だけ料金が払えることが出来れば・・・ 
               損しないのにね! 
             
            ま: そんな方法ってあるんですか???? 
              
            
            
                
                    
                        『日本IBM、プリペイド方式でソフトウエア販売 』 
                         
                        日本IBMはパソコン用ソフトウエアを、利用者が使った分だけ課金するタイプの販売を始めた。プリペイド方式のソフトウエア販売システムで特許を持つパルティオソフトと共同でサービスを開始する。利用者は、日本IBMのホームページを通じ、パルティオが開発した「ソフト電池」と呼ばれる使用許諾権を購入する。「ソフト電池」に充電する方式により料金を払い、ソフト毎に設定された料金分の度数だけ使用する。 | 
                     
                
             
             
             
            ま: こういう課金方式って 
               柔軟性があって利用者側にもメリットがありそうです 
             
            あ: どうしても高価なものになると 
               導入に慎重になっちゃうじゃない? 
               まぁ価格に関係なく慎重さは大事だけど・・・ 
             
            ま: 購入した後も 
               アップデートへの対応など 
               継続して管理が必要になってきますし・・・ 
               IT担当部門としても 
               非常に重要な部分ですね 
             
            あ: 契約日数や利用時間に応じた課金制だと  
               導入の障壁が低くなったと言える 
               一度自社の資産にしてしまうと・・・ 
               それにその後も固執してしまいがちじゃない? 
             
            ま: そりゃぁ 会社全体で利用する場合だと 
               ソフトを変える事って非常に大がかりになります 
               個人で使っているPCに 
               ソフトを入れ替えるだけとは訳が違いますから! 
             
            あ: そうなんだよなぁ〜 
               ITの進化に合わせて 
               その管理方法や運営コストも必要になってくるし・・・ 
               利用者のモラルや監視という面でもね 
             
               同じようにソフトの流通って考えた場合・・・ 
               音楽、映画、ゲーム・・・ 
               いろんなパッケージメディアが流通しているけど 
               並行して?ダウンロードなど、違う手段が普及し始めている 
                
               モノの流通では 
               様々なプレーヤーが介して 
               初めて生産者と消費者が結ばれるけど・・・ 
               一気にこの両者が価値交換できる環境が可能! 
             
            ま: でも まだまだパッケージ化された流通が主流です 
               音楽CDにしても・・・ ゲームにしても・・・ 
               店頭で買い求めるケースがまだまだ主流ですよ! 
               複製、著作権の問題などなど・・・ 
               まだまだ解決されるべき事が多いですから・・ 
             
            あ: 「ソフト」の利用方法 
               消費スタイル、そして収益モデル・・・ 
               様々な観点から新しいスタンダードが必要なんだよ 
               価値交換方法においてもね! 
             
            ま: 使った分だけその価値としてお金を支払う方法って 
               購入者側にしてみれば非常にリスクが少なくて済みますね 
               しかも二次流通市場の事を頭に入れる必要もありませんし・・・ 
             
            あ: デジタル化される商品って 
               陳腐化しないかわりに 
               程度による商品の違いって出にくいでしょ 
               つまり、何百回使ったソフトでも 
               1回しか使ってないソフト 
               基本的には同じ機能を果たしてくれるからね! 
                
            ま: そっか・・・ 
               僕が手放そうとしているゲームソフトも 
               存分に利用して楽しんだ人のソフトと 
               基本的には価値って変わらないんですね 
             
            あ: ソフトの流通でもハード的なモノに合わせたカタチで 
               価値交換を行ってきたんだけど 
               これからは新しい価値観による 
               流通に慣れていく必要がある! 
               その一環として 
               ソフトの期間や回数毎契約による価値交換って 
               わかりやすい方法なんじゃないかな? 
               
               実際、パッケージ化された音楽CDやDVDの映画では 
               期間貸しというカタチでレンタルが普及してきたじゃない 
             
            ま: そっか・・・ 
               店頭に行ってパッケージを借りるという行為はありますが 
               同じ事なのかもしれませんね 
             
               DVD映画のレンタルでも 
               自宅まで送ってくれるサービスが登場してます 
               確か・・・返送するまで同料金なんですよね 
             
               そっかぁ 
               音楽や映画、ゲームなど 
               それぞれに適した契約方法ができればいいんですよ! 
               携帯電話の料金プランのようにね・・・ 
             
            あ: あまり細かくなりすぎても    
               消費者は困っちゃうから   
               シンプルな方法がベストなんだけどね! 
             
               レンタルの場合、どこでも どんな店でも  
               同じようなサービスメニューだったから 
               消費者もどの店でも同じシステムで 
               サービスが受けることが出来たんだ! 
             
               ブロードバンドを活用した 
               ソフトウェアの期間貸しとなると 
               延滞も事前に防ぐことができるし 
               本人確認も重要視されなくなるかもね・・・ 
             
            ま: そっかぁ 
               入金後、利用可能にすれば・・・ 
               制限期間を過ぎれば利用できない環境にできる! 
                
               モノとして持っていなくても 
               価値交換ができるって訳ですね! 
               なんだか不思議な感覚ですが・・・ 
               それが新しいスタイルの価値交換なんですね 
               はやく慣れないと・・・ 
             
            あ: モノに価値を置き換える方が 
               消費者には消費という実感が感じやすい 
               でもこれからはソフトウェア、サービスなど 
               いろんな価値交換形態が出てくると思う 
               消費者のメリットを追求した結果としてね! 
             
               ハード ソフト それぞれの価値交換スタイルが 
               スタンダードにしていかないとね! 
             | 
        
    
 
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者:gotsuat 11:27| 流通