導入事例 コンビニエンスストア(CSV)

今回は、これまで複数拠点に分散して在庫を持ち、CVSへの配送を行っていたお客様から商品を1ヵ所に集約して配送を行って欲しいとのご依頼を頂きました。

そこで弊社は、輸送面のノウハウをご依頼主様に提供することで、

@定期的・段階的な配送ルートの見直しによる車両台数の削減
A低公害車導入による地球環境への貢献及び燃料費の削減


これらの面から、結果的に乗務員の人件費・車両維持費など、物流コストの低減にもつなげていくという方向性を見出しました。

一括物流に伴う輸送フロー
▼カイゼン前

各拠点毎に、オペレーション配送を行っていたため、人員及び車両が分散していました。

カイゼン前の輸送フロー



カイゼン後の輸送フロー

▼カイゼン後

拠点が一つに集約され、配送ルートを再編成した結果、車両1台当たりの配送効率が上昇し、車両台数の削減と人員の重複を解消したため、物流コストの低減につながりました。


分析・シュミレーション

収集した情報を基に、拠点集約によるカイゼン効果に当たりをつけたところ、
現在の運用におけるネック箇所を数ポイント発見し、分析に入りました。

■分析のプロセス

@拠点集約前の各ルート毎の1車両当たりの全体配送時間と各店舗間の配送
時間、 さらに1店舗当たりの荷下ろし時間を算出。
A拠点集約後における配送ルートをシミュレーション。
B拠点集約前の配送ルートと比較し、集約・削減できるルートを導き出す。
C導き出した配送ルートを実走し、問題点の検証・修正を行う。
D既存のルートを集約・削減し、ルートの再編成・新ルートを確立。



輸送モード立案
◎定期的なコースメンテナンス
定期的な配送ルートの見直しと、夜間配送による輸送効率のUPを組み合わせてメリットを出します。

◎ユーザーカルテの作成
ユーザーカルテには1店舗ごとに店舗名、住所、電話番号、店舗内の地図(商品の陳列状態、納品 場所)、車両の駐車位置、その他注意事項などが記入されています。基本的には乗務員固定ですが、万が一に備えて、初めての店舗にお伺いする乗務員が、CVSチェーンの店員様の手を煩わせることなく、円滑に商品を納入することができるよう配慮されています。


物流センターの立案・運営
◎センター業務の最適化
アイテム数が約2,400アイテムあり、これまではピッキングに多くの人と時間を費やしていましたが、システムにより得られる人時生産性データを基に、リ ソースを的確に配置・配分することで、余分な労力や時間を削減し、各コース別の出荷を迅速・確実に行えるようになりました。


カイゼンの結果

今回のご提案による主なカイゼン結果

◎コースメンテナンスによる車両台数を段階的に削減

 
弊社がCVSへの配送を開始してから、段階的にコースメンテナンスを行い、
現在まで(1999年)に

    ⇒車両台数 約20%削減 を実現しております。

 また、車両台数の削減により、乗務員の人件費・車両維持費などの物流コストの
低減にもつながりました。

◎配送に圧縮天然ガス(CNG)車を利用する場合の環境負荷の低減
 
 CNG(圧縮天然ガス)車の導入による、従来のディーゼルトラックとの比較値。


NOx(窒素酸化物)
PM(粒子状物質)
HC(炭化水素)
CO2(二酸化炭素)
84%削減
100%削減
84%削減
21%削減

◎配送に圧縮天然ガス(CNG)車を利用することによる効果

車両本体価格、燃料費、その他控除等を実際の数値を基に比較・検討した結果、コスト的にはほとんど差はありません。しかも、今回の配送ルートの見直しとCNG車両への代替の効果として、燃料費や燃費だけでも ディーゼル車より、年間150万円以上の削減効果を得ることができました。このように、価格面でのメリットや環境負荷低減、さらには企業イメージの向上と いった様々な要因や将来性を考慮した上で、CNG車の導入を検討してみてはいかがでしょうか。



©合通 (このホームページの内容を無断で使用、転載する事を禁じます。)
© 2000-2010 GOTSU co,ltd. All rights reserved.
© 2006-2010 ハコビーヤ All rights reserved.