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『フジッコ、カスピ海ヨーグルトが
 インフルエンザ予防接種の効果を
 高める働きを確認
』  (5/18)


――求められるインフルエンザ流行期の需要逼迫に対する流通整備――
 
フジッコでは、カスピ海ヨーグルトから優良な乳酸菌Lactococcus lactis subsp. cremoris FC株(ラクトコッカス ラクティス サブス ピーシズクレモリス エフシー株)を分離し、次いでクレモリスFC株を用いた製品開発を行うと共にその生理機能について多数の研究を行っている。本年は先の日本栄養・食糧学会大会における発表に引き続き第47回日本小児神経学会総会においてカスピ海ヨーグルトの免疫賦活活性に関する発表が平成17年5月19日〜5月21日に行われている。
心身の障害や年をとることによって免疫活性は低下していく。免疫活性が低下した状態ではインフルエンザワクチンの接種を行っても十分な効果が期待できない。そこで、重症心身障害児者施設に入所中の60名についてフジッコから提供したFC株を含むカスピ海ヨーグルトを摂取してもらう二重盲検プラセボ比較試験を行いインフルエンザワクチン接種前後の抗体価の推移を調べた。
その結果、FC株を含むヨーグルト摂取群ではインフルエンザA型に対して高い抗体価を示す人の数が有意に増加し、インフルエンザB型に対する抗体価では低値を示す人の数が有意に減少した。これに対してプラセボ(偽ヨーグルト)群では有意な変化がみられませんでした。
以上のことからFC株を含むカスピ海ヨーグルトは重症心身障害児者のインフルエンザ抗体価を有意に上昇させ免疫力を向上させる効果があるものとみられる。
今回の調査により、毎年のインフルエンザ流行期におけるカスピ海ヨーグルトの需要増大が予想される。毎年症状がひどくなりやすい高齢者や子供向け対策として、病院食や、学校給食などへの本格採用も検討される可能性があり、企業側も大量生産のための製造体制や、全国の需要エリアへの供給網や、流通体制一連の強化、整備が求められてくると思われる。

    



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