2000年10月ニュースリストへ戻る


『ミッキーマウスが凡人に』(10/27)


あ: 「ま:」さんtyって何か知ってる?

ま: tyですか?ぜんぜん意味がわかりませんけど・・・

あ: 最近はやってるらしいんだよ
     女の子の中では大人気みたいだよ

ま: なんなんですか?

あ:
 犬や猫、亀や象などいろんな動物のキャラクターの
   ぬいぐるみなんだけど
   その数が半端じゃないんだよ
   何百種類といて、誕生日なんかがついている

ま: 女の子が欲しがる訳ですね
   「あ:」さんも集めてるんですか?

あ: それはないですよ
   ただ、最近ではキャラクターグッズの商品販売が
   苦戦しているっていうのに凄いなぁっと思って
 

ま:
 どうして苦戦しているんでしょうね?
 

・「じっくり」戦略
・ミッキーがサラリーマンに!

 

あ: それはたぶん、私が最近よくミッキーに会うからだよ
   昨日も会ったし、明日も会うよ!

ま: えっ   ひょっとして友達なんですか!
 

あ: 
いやいやそういう訳けじゃないよ
   ただ最近ほんとにミッキーに会う機会が多くなったよ
   つまり、ミッキーが増えすぎてるんだよ
   言ってる意味わかる?

ま: どういう事ですか?

あ: アニメ、人形、ビデオ、キャラクターショップ、景品、洋服
   今じゃスーパーでも会えるよね
 

ま:
 確かにそうですね

あ: 昔はお菓子の家って、行きたくなかった?
      夢があって最高の気分だったよね
      
ま: いつでもお菓子が食べれる特別な家だと思ってましたからね
 

あ:
 でもそこに1年もいたら飽きちゃうでしょ
   虫歯になっちゃうだろうし

ま: ・・・・・・・
 

あ:
 要はね
   キャラクターとかブランドを構成している
   価値っていったい何なのかをよく考えないといけないよね
   お菓子の家が夢であるためにも

ま: そうですね
 

あ:
 欲しい、見たい、ああなりたいっていう欲求で
   人気が出たりする
   それって「特別」なんですよ
   でもミッキーが10万人いたら誰も振り向かなくなる
   ある粋を超えてしまうと意味がなくなってしまうんだよ
 

ま:
 どこでも手に入ったり見ることができたりするのは便利だけど
   それが逆効果だったりするんですね
 

あ:
 長年培ってきた高級ブランドがあふれると価値が下がるのと同じように
   キャラクターも普通になってしまうと意味がなくなるんだよ
   「新鮮さ」をいつまでも維持できないといけないってこと
 

ま:
 凡人より特別になれ!ってことですね
 

あ:
 キャラクタービジネスを展開していく上では
   短期でより大きな販売力を目指して売上を考えるよりも
   長期的戦略も1つの考えだね
 

ま:
 長く愛されるためにもじっくり腰を据えた展開が
   いいかもしれませんね

あ: 80年代から90年代にかけて
   スピードをあまりにも求めすぎたんじゃないかな
   短いスパンでの売上を確保しようとしたために
   供給過剰になってブランド価値を下げたり・・・

ま: こんな流れの早い時代だからこそ
   逆の発想が大切なんでしょうね
 

あ:
 ティファニーなんかそうでしょ
   保守的とかよく言われてるけど
   きっちりしたブランドコンセプトのもと販売をしてるよね
   114年ぶりに婚約指輪の新製品が出たとか・・・

   
ま: キャラクターの世界でも同じように
   長期的な考え方のセオリーを描いて欲しいですね

あ: ミッキーがスーツを着て
   会社に出勤してる姿なんて見たくないでしょ!
   やっぱりディズニーランドやビデオの世界だけで逢える
   そんな夢のあるキャラクターであ
り続けて欲しいね!

ま: じゃ僕は夢のあるキャラクターを目指して
   明日からミッキースタイルで出勤します

あ: 
それは自分で決めてよ(変人扱い・・・)

 

◇◇◇関連記事◇◇◇

『キャラクターグッズ、米で販売不振』

米キャラクター・ノベルティー商品販売店が軒並み苦戦している。
1990年代前半にディズニー、ワーナー・ブラザーズコカ・コーラなど大手企業がブランド力を背景に1つの事業として拡大してきたキャラクターグッズ販売店が新キャラクターなどの登場で競争激化で人気が落ち込んでいる。

 

 

 

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