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2021年11月19日

【環 境】タキイ種苗 ペレット種子用包装容器をプラ容器からバイオマスチャック袋に変更


タキイ種苗はペレット種子包装容器を従来のプラスチックボトルから、新しくバイオマスチャック袋に変更する。

同社は将来的な“脱プラスチックの時代”を見据え、2014年より新規包装資材の検討を始め、資材や輸送のコスト面、保管スペ−スの問題など、容器変更にあたり様々な検討を続けてきた。

2018年にはSDGsの観点からカ−ボンニュ−トラルを目指し、種苗店での取り扱いやすさを考え、ボトル容器からバリア性のよい袋タイプに変更することが決まり、素材の一部を地球環境に優しいサトウキビ由来のバイオマスプラスチックに決定した。これにより、廃棄の際に出るCO₂を相対的に減らすことができ、従来のボトルタイプの容器と比較しても石油由来のプラスチック使用量を大幅に削減した。

さらにバイオマスチャック袋へ変更することで容器の重さが約80%減量され、梱包用の段ボールも一回り小さくなった。以前からボトルタイプの容器はごみが大量に出る問題があったが、袋タイプにより使用後のプラスチックごみが大幅に削減でき、農家のゴミ処理の負担を軽減することが期待されている。

同社は今後も第2弾、第3弾のSDGsに対応する包装資材を検討しており、「カーボンニュ−トラルの実現」と「プラスチックごみの減量」を目指していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】