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2021年11月16日

【環 境】東武鉄道 日光・鬼怒川で鉄道輸送の実質再生可能エネルギー100%を実現


東武鉄道は2022年度内を目途に、日光・鬼怒川エリアを走行する列車と都心から同エリアへアクセスする特急列車にかかる電力相当を実質的に再生可能エネルギー由来の電力に置き換える。これにより同エリアの鉄道輸送にかかるCO2排出量実質ゼロを実現する。

東武グループではサステナビリティの考え方のもと、環境負荷低減を重要課題としてとらえ、鉄道車両の省エネルギー化や太陽光発電所による電力の創出など、様々な取り組みを実施している。日光・鬼怒川エリアにおいては世界唯一の「歴史・文化・伝統と自然が共生する国際エコリゾート」を目指しており、2021年10月28日からは環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」のサービスを開始している。これらと合わせ、同エリアにおける環境負荷ゼロを実現し、沿線自治体等と協働しながら、エシカルトラベルのニーズにも対応するなど、同エリアの活性化に寄与していく。

カーボンニュートラルの実現にあたっては、東武日光線下今市〜東武日光間、及び東武鬼怒川線 下今市〜新藤原間(合計23.3km)で運行する列車とエリア内の駅等で使用する施設、また都心から日光・鬼怒川エリアへ運行している特急リバティ・スペーシアなどの特急列車にかかる使用電力相当について、東京電力エナジーパートナーのFIT非化石証書を活用したメニューなどを使用し、CO2排出量実質「ゼロ」となる電力に置き換える。なお供給される非化石証明書付電力の一部については、トラッキング付FIT非化石証書を用いて、東武グループが保有する太陽光発電由来の環境価値が付いた電力を活用し、また沿線地域の太陽光発電の環境価値も積極的に取り込みながら、地域の脱炭素化に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】