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2021年11月15日

【流 通】UPWARD 「滞在記録の自動検知」に関する特許取得


UPWARDは次世代型モバイルSFA「UPWARD」に搭載している、仮想的な地理的境界線「ジオフェンス」を活用した高精度な位置情報の取得技術に関する特許を取得した。

この発明により現場の営業担当者の正確な活動情報(誰が、いつ、どこに、どれくらい滞在したのか)を自動的にアプリケーションに記録し、営業報告のスマート化を実現する。日報作成時の現場の入力負荷を減らしつつ、日々の顧客接点情報を分析可能なデータに変換し、本質的な営業DXを推進する。

UPWARDはこれまでもスマートフォンやタブレット等のモバイル端末のGPS機能を起点とし、位置情報を検知・活用してきたが、今回の特許内容である滞在検知ロジックの進化により、より高精度な滞在の自動検知ができるようになる。滞在の検知精度の向上に徹底的にこだわることで、現場の営業担当者が利用するアプリケーションとしての利便性が上がり、ユーザー体験の改善を実現。現場目線での営業DX推進に寄与する。

今回開発した特許技術により仮想的な地理的境界線「ジオフェンス」と同社独自の技術を活用し、現在地の近くにある顧客の位置を中心としたある一定距離、例えば半径100mなどの仮想領域への侵入/脱出を契機に判定する仕様に変更。従来よりも短時間かつ短距離の検知が行えるようになった。

モバイル端末の移動を契機に近くの顧客を取得して仮想領域を設置するのはUPWARDの独自技術で、OS(オペレーションシステム)の持つジオフェンスと合わせて活用することで、活動中の仮想領域の展開範囲や滞在検知の時間が任意に変更でき、建物の密集度や顧客対応時間といった企業ごとの営業特性に合わせて柔軟に活用できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通