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2021年11月08日

【流 通】パスコ 地図ソリューションで不動産仲介の情報共有と業務効率化を支援


パスコは不動産仲介業務に必要な機能と各種データを搭載し、不動産仲介の売買ニーズ収集から成約までをトータルにサポートすることが可能な、地図情報を活用した不動産管理ソリューション「LandManager Realestate(LMR)売買版」のサービスを開始した。

近年の新型コロナウイルス感染症拡大は社会生活に大きな影響を及ぼしている。在宅勤務やテレワークなどの急速な拡大に伴い、住環境への関心の高まりや見直しやオフィス環境にも様々な変化が生まれた。こうした社会様式の変化は不動産に求めるニーズの複雑化・多様化をもたらしている。

また国土交通省が2019年にまとめた「不動産業ビジョン2030」で、不動産事業者に求める役割が整理され、不動産の売買・賃貸借の媒介・代理等を行う不動産流通事業において、的確な情報提供や多様なニーズに対応するコンサルティング能力の強化が求められている。このような不動産業界を取り巻く環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するためには、情報のデジタル化とデータの連携・有効活用を促すDX化の取り組みが欠かせない。

不動産価値は物件情報や立地情報、行政の規制情報などの位置情報やエリア情報と深い関係性を持つ上、営業履歴情報などを加えた膨大な情報を一元的に管理し、従業員の「誰もが」「どこからでも」最新の情報を共有し活用できる環境を整え、ニーズに合わせた物件情報の検索や情報を活用した提案、営業効率と顧客満足度を向上させることが不動産業の課題となっている。

パスコは行政の公的地図の作成から都市計画業務、防災計画策定、区画整理事業など、不動産業に関連する行政業務を数多く手がけている。その知見を生かし不動産売買の仲介企業・ゼネコン・不動産を取り扱う金融機関や関連会社向けに、地図データをプラットフォームにして不動産仲介業務に必要な機能と各種公的データを搭載した「LandManager Realestate(LMR)売買版」を開発した。

パスコはこれまで構築してきた不動産ソリューションによってあらゆる不動産情報をデジタル化、データ連携を可能にし、不動産業界の業務のさらなる効率化を支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通