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2021年11月04日

【物 流】三菱地所 AI解析技術を活用した倉庫運営ソリューション導入開始


三菱地所は自社が開発・運営する物流施設「ロジクロス」シリーズに、ニューラルポケットのAI解析技術を活用した倉庫運営ソリューションを本格的に導入する。

コロナ禍によりEC事業がさらに拡大し、物流業界は社会活動に不可欠なインフラとして重要性が再認識される一方で、人材不足への対応や庫内作業の省人化・自動化の検討が求められている。今回、物流業界において特に高いニーズが見込まれる庫内作業効率化とトラックバース内におけるリアルタイムでの満空管理といった2つの倉庫運営ソリューションを、2020年11月に完成した「ロジクロス海老名」にて提供する。

倉庫運営ソリューションは倉庫内やトラックバースなどに設置したカメラの映像をAIが解析し計測することで、作業手順の見直しや庫内作業の効率化、トラックバースの利用状況をリアルタイムで把握・管理といった可視化を実現する。また倉庫内ではフォークリフトと作業員の急接近など事故に直結しかねない危険な状況を事前検知することができ、倉庫内の安全性向上にも貢献する。

三菱地所はソリューション導入後の解析結果を踏まえ、倉庫内運営の最適化に関するコンサルティング提供にも取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連