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2021年11月01日

【環 境】エプソン 製造業初、国内拠点の使用電力を100%再生可能エネルギー化


セイコーエプソン(以下 エプソン)は2021年11月1日より国内の製造業で初めて、国内拠点における使用電力のすべて(年間530GWh)を、再生可能エネルギーに転換する。その結果、二酸化炭素およそ年間25万トンの削減効果を生み出す。

COP26を控え、環境・エネルギーを中心とした社会課題に対する関心がグローバルで高まる中、エプソンは、環境経営における長期指針「環境ビジョン2050」を定め、その実現に向け事業活動を展開していく。また、パリ協定が定めた脱炭素の目標を達成するため、エプソンの2025年に向けたSBT達成シナリオの中でも、再生可能エネルギーの活用を重要なテーマとして位置づけ取り組んできた。2021年3月には、グローバルにビジネスを展開する中で社会的責任を果たすため、2023年までに世界に展開しているエプソングループ全拠点の使用電力を100%再生エネルギー化することを表明した。これにより、グローバルでは現在年間およそ35万トン排出している電力起因の二酸化炭素をゼロにすることができる。

今回の国内拠点の再生可能エネルギーへの転換は、当初計画していた2021年度(2022年3月まで)を前倒しして実現したもので、グループ全使用電力の置き換えに向けたマイルストーンのひとつである。この結果、2021年度は、エプソングループ全拠点の使用電力に対し約40%が再生可能エネルギーに置き換えることができる見込みである。

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投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】