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2021年10月26日

【知 識】エバラ食品工業 スタートアップ2社と実証実験を開始


エバラ食品工業は横浜銀行とCreww(クルー)が主催する「横浜銀行アクセラレータープログラム(※)」に参加し、最終審査通過企業2社と協業で、新たな事業の創造を目的とした実証実験を2021年10月25日より開始した。

2021年4月よりスタートアップ企業を募集し、エバラ食品工業との協業案に応募した41社の中から、3回にわたる審査を経て、Ethicalize(エシカライズ)、ヴァカボの2社と順次、実証実験を行い、今後の事業展開の可能性を検討する。

エバラ食品では、当社の経営資源とスタートアップ企業の持つ斬新なアイデアや新しいノウハウの双方を活用し、新たな価値の創造やイノベーションを図ってまいります。

Ethicalizeは「地球やカラダにちょっとイイことを。」をコンセプトに掲げ、「プラントベース」「サスティナブル」「地産地消」に沿った循環型社会の実現にむけたサービスの展開など、未来のスタンダード創造にコミットしている。

Ethicalizeとは実証実験で食の主義や健康上の理由などにより食に制約がある人でも食を楽しめる商品・サービスの提供について実現可能性を検証する。代替肉(大豆ミート)と調味料、オリジナルレシピをセットにしてEthicalizeのサイト内で販売する。協業により毎日の食卓で「おいしさ・楽しさ・健康・エコ」を実現することを目指す。

一方、ヴァカボは「食べるをつなぐ」をミッションに掲げ、食育機会を創る活動を展開し、集客支援サービス「スポンサーマルシェ」や福利厚生サービス「食育マルシェ」、体験のEコマース「たべいく」などを提供している。

ヴァカボとの実験では食育活動を社会貢献活動に終わらせず、社会的価値と経済的価値の両立可能性を検証する。実証実験では食材(野菜)・調味料・オリジナルレシピが付いた食育ウェビナーを販売する。協業による食育サービスを通じて「新しい食体験の提供」と「誰もが健康で活気あふれる世界の実現」を目指す。

※ 横浜銀行アクセラレータープログラム
横浜銀行が創立100周年記念事業の一環として実施。神奈川県・東京都内に拠点を置く企業の多様で豊富な経営資源と、全国スタートアップ企業の革新的なサービスやアイデアを結びつけ、参加企業の新規事業創出を目指すオープンイノベーションプログラム

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識