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2021年10月18日

【物 流】キャリーネット 海上輸送へのモーダルシフトが「総合効率化計画」に初認定


商船三井フェリーとキャリーネットは2社共同で実施した「海上輸送を活用したモーダルシフト」が、物流総合効率化法に基づいた「総合効率化計画」として国土交通省より認定を受けた。商船三井フェリーとして4例目、キャリーネットは初めて認定された。

今回認定されたのは、関東と九州を行き来する冷凍食品輸送について、RORO船を活用したモーダルシフトで、これまでキャリーネットは同区間の幹線輸送を、主にトラックを用いていた。しかし今後懸念されるトラックドライバー不足や環境への影響を考慮して、船舶を用いた効率的な輸送のために同区間の幹線輸送の一部を海上輸送へシフトする。

これにより神奈川県川崎市から福岡県福岡市までの輸送時間は従来よりも7時間半増えて25.5時間となるが、CO2排出量はトラック輸送と比較して62%削減され、ドライバーの運転時間は87.4%削減される。

商船三井フェリーとキャリーネットは、省人化の実現や環境負荷低減に貢献するため、今後も様々な取り組みを実施するとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 荷主企業