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2021年10月15日

【物 流】ゼンリンなど タイヤ空気圧遠隔監視システムの実証実験


ゼンリン、横浜ゴム、アルプスアルパインは「IoT タイヤ」を搭載した実験用車両を用いて公道から様々な路面情報を取得し、高精度地図や道路規制情報と連携する実証実験を実施する。三社はCASE(Connected;コネクテッド、Autonomous:自動運転、Shared&Services:シェアリング、Electric:電動化の頭文字)社会における安全安心なサービス実現に向けたビジネスを検討している。

実証実験では横浜ゴムが開発中のタイヤ内面貼り付け型タイヤセンサーと、アルプスアルパインが開発した車載器を実証実験車両に取り付け、センサーの市場耐久性の確認およびTPRS(Tire air Pressure Remote access System)の検証・構築を行う。

横浜ゴムのTPRSはCASE、MaaS(Mobility as a Service)など自動車業界の変革に対し、タイヤメンテナンスの省力化や精度の高いタイヤの管理、効率的なメンテナンス計画など、車両の管理者にとっての有効性を探りながら安全・安心運行や燃費向上などのメリットを検証し、ドライバーの安全性や経済性の向上に貢献するビジネスモデルで、ゼンリンはTPRSに地図データを提供することで、複数の車両の空気圧の状態と走行履歴を車両管理者が一括で管理できるよう貢献する。

ゼンリンは実証実験を通じて、精度の高い車両管理や効率的なメンテナンス計画に必要な地図データを検討し、CASE、MaaS社会における安全・安心な車両管理に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連