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2021年10月06日

【知 識】協和エクシオと昭和電線ホールディングス 洋上風力発電・工事事業で提携


協和エクシオと昭和電線ホールディングスは洋上風力発電に関する電力工事事業で業務提携を開始した。

近年カーボンニュートラルを実現する上で再生可能エネルギーの主力電源化は最重要の課題と考えられており、中でも洋上風力発電はその切り札として注目されている。既に国を発注者とする複数の導入計画も公表されており、洋上風力発電を取り巻く市場は今後益々拡大していくことが見込まれている。

このような背景において、協和エクシオと昭和電線ホールディングスは、洋上風力発電をはじめとする再生可能エネルギー分野を将来にわたる有望な市場機会と捉えるとともに、取り組みを通して社会課題の解決に貢献していくことを重要な事業戦略の一つと考え、戦略的業務提携を検討していた。

協和エクシオは、これまで取り組んできたメガーソーラー、バイオマス発電に洋上風力発電を加えることで、再生可能エネルギー事業をさらに拡大させていくことをめざしており、一方の昭和電線ホールディングスも、高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX(R)(サイコネックス)」とその接続工事システム「SICOPLUS(TM)(サイコプラス)」を戦略製品とする電力システム事業を、洋上風力発電分野においても展開することでさらに成長させていくことをめざしている。

この点で両社グループの目指すべき事業戦略の方向性が合致し、エンジニアリング会社として豊富な実績を有するエクシオグループと、電力ケーブル・関連部品の製造販売と施工技術に実績を有する昭和電線グループが業務提携を通じて、今後本格化する再生可能エネルギー分野における事業拡大をめざすこととなった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識