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2021年09月30日

【流 通】羽田空港で保税蔵置場を活用したアートオークションを開催


羽田空港で日本初の保税蔵置場を活用したアートオークションを開催

日本空港ビルデングは保税蔵置場(※)を活用したアートオークションを2021年10月1日に日本で初めて開催する。同社は羽田空港の新たな価値創造のためにグループ会社の羽田未来総合研究所によるアート・カルチャー領域における知見を生かし、新たなアート事業の検討を進めていた。

オークションは草間彌生氏や奈良美智氏などの国内外を代表するアーティストの作品を一堂に会した国際的なアートオークションで、ニューアート・エストウェストオークションズが主催する。

日本国外にある作品の日本のアートオークションへの出品は、従来は作品ごとに輸入通関時に課税されていたため出品数が限定的だった。保税蔵置場を活用することで、関税等を留保した状態で海外からの出品できるようになる。

※ 保税蔵置場
関税法に規定する保税地域の一種であり、保税地域では外国貨物の積卸し、運搬、蔵置などの行為をすることができる。2020年12月1日付および2021年2月26日付関税法基本通達一部改正により、保税地域において、アートオークション、ギャラリー、アートフェアの実施が可能になった

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通