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2021年09月28日

【環 境】凸版印刷 食品やトイレタリー製品などに対応したバリア紙開発


凸版印刷は高い水蒸気バリア性と優れた耐屈曲性を有し、幅広い内容物と包材形状に対応できるバリア紙「GL−X−P」を開発した。国内・国外の食品メーカーやトイレタリーメーカーを始めとした幅広い業界に向け、令和3(2021)年9月下旬よりサンプル出荷を開始し、令和4(2022)年春より本格的な販売を開始する。

「GL−X−P」は高い水蒸気バリア性を有することで、湿度による内容物の変質を防ぐことが可能であり、また、優れた耐屈曲性を持つため、幅広い包材形状への対応も可能である。これにより、さまざまな粉末・固体製品(インスタントコーヒー、粉末スープ、チョコレートなどの食品、化粧品やトイレタリー製品など)のパッケージへ展開できる。

紙を使用した従来包材からの置換えにより、鮮度保持にともなう消費期限の延長が実現できることでフードロス削減に貢献する。また、「GL−X−P」自体がヒートシール性を有するため、紙単体での構成を実現、従来のプラスチックを使用した積層構成の包材からの切替えにより、プラスチック使用量の削減を実現するとともにCO2排出量を最大で約35%削減が可能である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】