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2021年09月14日

【物 流】Hacobu 秋田トラ協の首都圏市場向け物流効率化実証実験に採択


Hacobuは秋田県トラック協会の首都圏市場向け青果物の物流効率化実証実験に採択され、2021年11月より実証実験を行う。

物流業界はトラックドライバーの人手不足が深刻な問題で、ドライバーの年間労働時間は全産業平均より約2割長いと言われている事が大きな要因であるとされている。特に長距離輸送は長時間労働が多くなり、秋田県から首都圏向けの青果物輸送では、県内各拠点までの集荷に時間がかかったうえに販売先まで600kmを超えるため、ドライバーの1日の拘束時間が長時間に及んでいる。

さらに2024年4月から、働き方改革関連法の施行によりドライバーの時間外労働の上限規制が年960時間に設定されるため、業務の効率化、労働時間の短縮化が求められる。秋田県トラック協会はこのような状況から、首都圏向けの長距離輸送が出来なくなる可能性を危惧し、今回の実証実験に踏み切った。

実証実験では、青果物の首都圏輸送のハブ拠点を設け、集荷輸送と幹線輸送を分離し、ドライバーの長時間労働を回避する。あわせて秋田県内の集荷ルートを見直すことで、集荷車両台数を削減する。

Hacobuは提供するアプリケーション群「MOVO」の汎用性が認められ、実証実験のコンサルタントとして参加する。同社は「MOVO」を使用した最適なルートの構築、実績管理を行うなど、輸送の効率化をサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者