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2021年09月08日

【環 境】アサヒビール 国産最軽量のビール類202径アルミ缶蓋を開発


アサヒビールは、環境に配慮したパッケージ開発の一環として、国産では最軽量となる202径アルミ缶蓋を東洋製罐と共同で開発した。2021年9月中旬に北海道工場でこの缶蓋を使用した商品のテスト製造及び販売を行い、2023年から順次切り替えを目指す。

今回共同開発した202径アルミ缶蓋はこれまでの204径アルミ缶蓋に比べ、缶の品質や強度はそのままに缶蓋の直径を約3mm小さくすることによって、これにより缶蓋1枚あたりのアルミニウム使用量は従来より約2割削減した。重量は2.5gと国産最軽量を実現した。2021年9月中旬から北海道工場で製造する「アサヒ スーパードライ」「アサヒスタイルフリー〈生〉」「クリアアサヒ」「クリアアサヒ贅沢ゼロ」「アサヒオフ」でテスト製造し、道内で販売し、実際の使い勝手やリスクの検証を経て、2023年から順次切り替えを目指す。

アサヒグループは「環境ビジョン2050」を策定し、「気候変動への対応」「持続可能な資源利用」「微生物・発酵技術の活用」「プロセスイノベーション」の4つのテーマを柱として環境経営に取り組んでいる。「気候変動への対応」では中長期目標となる「アサヒカーボンゼロ」を設定し、令和32(2050)年の温室効果ガス排出量“ゼロ”を目指している。今回、これまで204径缶蓋を使用している商品同社全てをこの202径缶蓋に切り替えた場合、見込みで年間約14,300tのCO2排出量を削減できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】