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2021年08月11日

【物 流】アルフレッサ、ヤマト運輸の配送業務量予測システム・適正配車システム導入


アルフレッサとヤマト運輸はヘルスケア商品の共同配送スキームの構築に向け業務連携する。その提携の第一弾として、ビッグデータとAIを活用した配送業務量を予測するシステム、適正配車システムを開発し、導入を開始した。

物流分野の課題として、長距離ドライバーの不足を象徴とした労働力不足が深刻化している。医療分野では、新型コロナウイルス感染拡大による医療従事者の業務負荷の増大。社会全体では社会保障費の増加、財源確保が課題など、今後も持続可能な状態にする為の課題が数多く存在しており、アルフレッサとヤマト運輸はこれらの課題解決の為、業務提携へと至った。

配車業務量予測システムは、アルフレッサがこれまでに蓄積したビッグデータをAIで分析し、顧客毎の配送業務量の予測できる。配車計画システムは、配車業務量予測システムの情報、ヤマト運輸が蓄積している物流や配車に関するノウハウに加え、道路情報を活用する事で、効率的な配車計画を作成する。

これらのシステムを活用する事で、医療機関へ医療品を納品する際は、対面で検品作業を行っていたが、システム導入後、対面での作業時間を大幅に削減する事ができた。2021年の8月より、アルフレッサの首都圏の支店を対象に導入を開始する。その後、アルフレッサの全国支店へ導入し、並行して業務連携のブラッシュアップを進める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者