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2021年08月10日

【環 境】ユーグレナ、静岡県初となる「次世代バイオディーゼル燃料」導入で協働開始


ユーグレナは鈴与商事と、宅配水配送車両に「次世代バイオディーゼル燃料(サステオ)」を静岡県で初めて導入する。

従来型のバイオ燃料は、CO2を燃焼時に排出しない再生可能エネルギーである一方、化石由来の軽油と5%以下の混合燃料での使用が前提であることに加え、トウモロコシやサトウキビ、パームといった作物を主な原料とするため、食料との競合や森林破壊といった問題が指摘されている。

今回導入する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」は、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)等を主原料とし、食料との競合や森林破壊のリスクが低いという点で持続可能性に優れた次世代バイオディーゼル燃料である。また分子構造が軽油と全く同じ(JIS規格・品確法上ともに軽油に該当)ことから、軽油を使用している既存車両のエンジンに使用可能であり、水素や電気といった代替エネルギーへの移行に際して課題となる多大なインフラコストを必要とせず、既存インフラを活用しながら効率的に普及拡大することが可能となる。

将来的な自治体や民間企業への展開も視野に、地球環境に配慮した活動を共に推進し、脱炭素化社会、持続可能な社会の実現に取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】