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2021年07月07日

【環 境】ダイヤテックス 養生用テープにバイオマスプラスチック配合


三菱ケミカルの子会社のダイヤテックスは1981年に世界で初めて開発したポリエチレンクロスの養生用テープである「パイオランテープ」を、2021年夏より環境に配慮したバイオマスプラスチックを使用した製品にリニューアルする。

養生用テープは「仮固定してきれいに剥がせる」、「手で簡単に切れ作業性に優れる」といった特徴から、産業・日常問わず多くの場面で活用されている。一方で基材に粘着剤が塗布された複合品のためリサイクルしにくく、使用後は主に焼却廃棄される。そこで今回、基材の一部にバイオマスプラスチックを使用することにより、CO2排出削減や石油資源への依存度低減に貢献できるような製品へのリニューアルを行う。

ダイヤテックスが年間約30百万平方メートル生産・販売する養生用テープを全てリニューアルすることで、約1,200tのCO2の排出削減効果が見込まれる。これは、樹齢40年の杉の木約50万本が1年間で吸収するCO2の量に相当する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】