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2021年06月30日

【流 通】JR貨物 車両管理システムにおける荷役機械の検査・修繕管理機能を導入


JR貨物は2021年6月に車両管理システムを改修し、フォークリフトやトップリフターの荷役機械も検査・修繕管理できる機能の運用を開始した。

今回の改修により、全国の機関区、車両所及び貨物駅にある機関車、貨車からフォークリフトまですべての営業用車両について、日々の検査進捗、検査結果、故障情報、修繕内容等のデータが同一システム内でリアルタイムに一元管理可能となり、更なる営業用車両の運用効率の向上、故障傾向分析の深化による保守コストの最適化を目指す。

システム改修により、過去の整備状況の俯瞰的確認による故障原因把握の迅速化、走行距離、稼働時間、検査内容の把握による、稼働に応じたメンテナンス計画の実現、メンテナンス計画把握による効率的な代車計画の実現、緊急対応、緊急点検の一括指示、検査、故障・修繕データの蓄積とそのデータ解析による故障の予測や機器の劣化把握、車両故障の削減や復旧までの時間短縮などの効果が期待される。

同社は2018年10月より機関車、貨車等の検査・修繕履歴の管理をリアルタイムに行い、故障履歴等のデータを蓄積・解析することで、安定輸送、適切な保守コストの導入を図ることを目的とした車両管理システムを開発・運用している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通