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2021年06月21日

【物 流】全ト協 事業者へ睡眠時無呼吸症候群スクリーニング検査受診の呼びかけ実施


全日本トラック協会(以下:全ト協)は自動車運送事業者に対してドライバーに睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査を受診させるように呼びかけた。

SASは睡眠時に頻繁に呼吸が止まる・止まりかける状態が繰り返されることで質の良い睡眠をとれず、日中に強い眠気や疲労といった自覚症状を伴う病気である。ドライバーがSASに罹患すると、居眠り運転を誘発する危険性があるだけでなく、病気を放置すると高血圧や狭心症、心筋梗塞や脳梗塞といった命にかかわる合併症を引き起こす恐れがあり、これらの疾病は運転中の突然死にもつながる健康起因事故の主原因となっている。

全ト協や各都道府県トラック協会ではSASスクリーニング検査の助成事業を実施しており、事業者へ活用を呼び掛けている。

助成対象検査は、SASスクリーニング検査の内、健康保険適用外である第1次検査(簡易アンケート)と第2次検査(機器による簡易検査)であり、助成金額は第1次・第2次検査ともに費用の半額が助成される。第1次・第2次検査を同時に実施している場合は、合計費用の半額が助成される(いずれの場合も上限あり)。SASスクリーニング検査を受診する際は、所属している各都道府県トラック協会へ問い合わせ、検査事前申込書を提出する必要がある。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者