2021年06月09日
【物 流】日本物流団体連合会 「海外物流戦略ワーキングチーム会合」開催
日本物流団体連合会は２０２１年５月２７日に、同年度第１回目となる「海外物流戦略ワーキングチーム会合」を開催した。
この会合は物流事業の海外進出に関する課題について官民が連携して検討するもので、昨今のコロナ禍では海外渡航が困難であるため、令和3年度はWebを活用して海外の専門機関・進出企業へヒアリング形式で現地の物流実態などについて調査を行った。対象地域はアセアン諸国内の陸のアセアン(タイ、ベトナム、ミャンマー等)で、事前に会員企業と現地の専門機関や進出企業をオンラインで結び、ヒアリング形式で現地の物流実態と課題、要望などを調査し報告した。
また日本アセアンセンターから石田靖氏を講師として招き、とりわけメコン諸国(ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナム)の基礎情報や新型コロナウイルスの影響など各種情報について講演が実施された。タイを除く４か国は近年経済成長が目覚ましく、海外からの投資も増加していることから将来の可能性に富んでいることが報告された。その他、グローバルサプライチェーン多元化事業はベトナムを中心に多数採択されていることやコールドチェーン事業の取り組みについても説明された。
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投稿者：gotsuat 09:45| 荷主企業
