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2021年05月24日

【環 境】日本コカ・コーラ 一部製品を100%リサイクルPETボトルで販売


日本コカ・コーラと全国5社のボトリング会社等で構成されるコカ・コーラシステムは、2021年5月31日より、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロシュガー」「コカ・コーラ ゼロカフェイン」および「ジョージア ジャパン クラフトマン」を100%リサイクルPETボトルで販売する。

この取り組みにより見込みでは、PETボトル1本あたり約60%、コカ・コーラシステム全体で年間約35,000トンのCO2排出量を、また石油由来原料からつくられる新たなプラスチックを約30,000トン削減できる。

日本のコカ・コーラシステムは2018年1月に発表した「容器の2030年ビジョン」(2019年7月に更新)に基づき、使用済みPETボトルを回収し、新たにPETボトルとして再生する「ボトルtoボトル」を推進しており、2030年までにPETボトルへの新たな石油由来原料の使用ゼロを目指している。今回の取り組みに先駆け、2020年には「い・ろ・は・す 天然水」、「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」に100%リサイクルPETボトルを導入した。

現在、同社の清涼飲料事業におけるリサイクルPET樹脂使用率は28%(2020年実績)であるが、今回の100%リサイクルPETボトルの導入により、2022年のリサイクルPET樹脂使用率を50%にまで高める計画である。また2030年にはPETボトル容器を100%サスティナブル素材(リサイクル樹脂使用率90%、植物由来樹脂使用率10%)に切り替えることを目指している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】