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2021年05月18日

【アジア】相鉄不動産とマーキュリアインベストメント バンコクで分譲マンション開発


相鉄不動産とマーキュリアインベストメントはタイの自動車部品大手「タイサミットグループ」のリアルアセットとの間で、バンコクにおける分譲マンション開発プロジェクトへの投資に関する合弁契約を締結した。

今回の投資対象プロジェクトはバンコクの地下鉄(MRTブルーライン)のHuai Khwang(ホイクワン)駅より約250mと利便性の高いエリアに立地する、2棟構成の分譲マンション開発プロジェクトのうち、先行して開発が推進されるA棟に参画するもので、相鉄不動産とマーキュリアインベストメントは日系JV会社として相鉄不動産タイランドを現地に設立し同社を介して、このプロジェクト推進のためにリアルアセットの子会社として設立されたリアルパートナーズに対しメザニンローン(※)を拠出する。

ローカルデベロッパーであるリアルアセットが持つ分譲マンションや戸建住宅などのさまざまな住宅における豊富な開発実績に加え、相鉄不動産が日本国内で培った住宅開発ノウハウを融合させることにより、強力にプロジェクトを支援・推進する。またマーキュリアインベストメントは現地法人(マーキュリアタイランド)スタッフを通じ、プロジェクトの進捗などを管理する。

バンコクの分譲マンションマーケットは、都市化(Urbanization)の進行、それに伴うライフスタイルの変化および中間層の所得上昇などにより、長期的に安定した住宅需要が見込まれている。当プロジェクトは最寄り駅のHuai Khwang(ホイクワン)駅からバンコクの主要エリアの一つであるSukhumvit(スクムビット)駅までMRTブルーラインで4駅と利便性が高く、分譲マンションの商品面では子供用を含む2種類のプール、大浴場やスカイガーデンを設置するなど、購入者が快適な住生活を送れる工夫が施されているため、エリア内でも競争力が高い。

※ メザニンローン
返済順位がシニアローンより劣後し、エクイティより優先されて回収されるローン

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア