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2021年05月07日

【知 識】電通とベクトル ESG経営支援領域で業務提携


電通とベクトルは企業のESG経営支援領域で業務提携した。提携の一環として、ベクトルが保有するESGスコアリング及びそのレポーティングのサポート力をもとに、非財務の新しい企業価値の指標と関連するソリューションを共同開発し、1年間で国内200社へのサービス提供を目指す。

企業が「持続可能性」をより重視する環境において、稼ぐ力とESG(環境・社会・ガバナンス)の両立によって、経営の在り方、社会の中での役割、ユーザーや投資家との対話の変革を目指すSX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)の重要性が増している。

ESGスコアリングから見えてくるSXのための変革点は、企業の理念、パーパス(存在意義)から、事業戦略、商品やサービスの設計、マーケティングコミュニケーションまで事業プロセスの各所に点在しています。そこに対するアクションと多様なステークホルダーに向けたインターフェースの綿密な設計が、全ての企業に不可欠なものになる可能性がある。

両社はベクトルのESGスコアリング及びレポートを電通が活用して、導入企業のESG経営の実態を把握し、そこから次期統合報告書のアウトプットから逆算した戦略・戦術を策定し、クライアント企業の価値向上を目的とした統合的な施策の提案から実施まで行う。国内の電通グループはESG経営支援を皮切りにSX領域に参画する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識