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2021年04月23日

【アジア】スマートドライブ マレーシアの交通事情に合わせて開発したサービスを提供

スマートドライブのマレーシア現地法人(スマートドライブマレーシア)は、現地の交通事情に合わせて開発し、通勤時の事故削減に向けた取り組みに活用できる福利厚生サービス「SmartDrive Aware」の提供を開始した。

スマートドライブマレーシアは2020年6月より本格的な事業を開始し、ロックダウンの実施など決して恵まれた事業環境ではなかったものの、現地の事情やニーズを見極めながら事業の拡大を図っている。

経済発展の目覚ましいマレーシアでは、増加し続ける交通事故が社会問題となっており、特に、通勤時に起こる事故への対応が大きな課題となっており、毎日100件以上の事故が発生する4輪車・2輪車での通勤時の事故は、同社の経営上も不可避な問題となっている。そこで当地の事情に合わせて機能の開発を行い、2021年2月から「SmartDrive Aware」の提供を開始した。

サービス契約企業の従業員がスマートフォン向け「SmartDrive Aware」アプリをインストールすると、通勤時の運転が評価され点数化される。安全運転をするとポイントが付与され、クーポンなどと交換できるようになっており、楽しみながら運転意識を向上させられる。事故が発生した際も、アプリ内のボタンをクリックするとロードサイドアシスタントサービスを呼び出せる機能も備えており、緊急事態にも対応する。

またスマートフォンのGPS・センサーの活用により車載デバイスが不要で、車両の形状(4輪車・2輪車)を問わないことや、安全運転指導に活用可能な事業所毎の運転レポートが用意されることも、導入の動機付けになると想定している。

スマートドライブは2013年の創業時より海外展開を構想し、様々な取り組みを行ってきた。マレーシアでの事業拡大を足がかりに、東南アジアに広がる社会課題の解決に繋がるよう、今後もモビリティに関わるサービスの開発・提供に努める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア