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2021年04月08日

【流 通】CCCマーケティング 「エシカル消費研究会」設立


CCCマーケティングは食の領域を中心とした生活者のエシカル消費に関してさまざまな視点で研究開発し、その成果を発表していく「エシカル消費研究会」を立ち上げ、「エシカルに関する実態調査」を発表した。

「エシカル消費研究会」はCCCマーケティングが取り組む共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」に位置づけられる研究会で、Tのユニークデータ(※1)をもとにR&Dで価値創出を図る研究所「データベースマーケティング研究所」と、7,000万人の思いを紡ぐ研究所「CCCマーケティング総合研究所」が中心となって、企業、教育機関、自治体などあらゆる方々と共創しながら、食の領域を中心とした生活者のエシカル消費について研究していくことを目的に設立された。研究成果は随時発表する。また「Tカードみんなのエシカルフードラボ」とも連携し、研究成果をもとに生活者を中心に業界を超えたさまざまなステークホルダーと共に対話を重ねていく。

今回発表された「エシカルに関する実態調査」は、エシカルについての認知状況、実践事項、関心のある課題、買い物状況など、エシカル、エシカル消費、エシカルフードに関することを、16歳〜69歳の男女 3,000名を対象にインターネットアンケートで実施された。

調査によると、2021年2月時点で「エシカル」の認知状況は、「内容まで知っている」は5.5%、「聞いたことはあるが内容はよくわからない」は16.3%、両者を合わせた認知率は21.8%だった。

関連するワードの認知率(※2)は、認知率が高い順に、「エコロジー」76.0%、「SDGs」52.2%、「ロハス」51.8%、「サステナブル」50.6%、「フェアトレード」46.8%、「エシカル」21.8%、「ESG」17.8%、「倫理的消費」17.8%で、「エシカル」はまだまだ広く浸透していないようだと推測した。

※1 ユニークデータ
7000万以上のシングルID、年間50億件以上の購買トランザクション、20万店舗のネットワークで扱われる60億種類の商品データ、300項目からなる顧客DNAのペルソナデータ、オフライン・オンライン上の移動・行動データやメディア接触データ、またCCCMKグループオリジナルのエンハンスデータなどを指す

※2 「内容まで知っている」+「聞いたことはあるが内容はよくわからない」の合計

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通