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2021年03月11日

【物 流】ヤマト運輸 オンライン診療・服薬指導システムと連携 処方薬発送を効率化


ヤマト運輸は同社の法人向けwebサービス「ヤマトビジネスメンバーズ」の「送り状発行システムB2クラウド」と、インテグリティ・ヘルスケアが提供するオンライン診療・服薬指導システム「YaDocQuick」を3月4日よりシステム連携し、処方薬発送時の業務負荷軽減を支援する。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年4月からオンライン・電話による診療、同年6月から服薬指導が時限的・特例的に可能となり、インテグリティ・ヘルスケアでは同年8月に、オンライン診療、服薬指導、処方薬の決済までを一貫して行えるサービス「YaDocQuick」をリリースした。ヤマトグループでは、新たに発生した調剤薬局での処方薬の発送業務支援のため、薬局向け専用サイトを開設するなど、パートナー社と連携しながら遠隔処方領域における物流サービスの提供を進めてきた。

今回の取り組みではヤマト運輸の「送り状発行システムB2クラウド」とインテグリティ・ヘルスケアが提供する「YaDocQuick」をAPI連携することで、調剤薬局はオンライン診療・処方から配送伝票発行、荷物追跡などの配送管理をワンストップで行うことが可能となり、患者は「YaDocQuick」に個人情報を登録するだけで、処方薬の配送・受取に関わる情報と連携されるため、オンライン診療から処方薬の受け取りまでのプロセスをスムーズに行うことができる。

今後、両社が持つ知見をさらに活用し、利用者の利便性を向上するとしており、今回の連携に限らず両社が持つリソースを活用し、医療従事者及び患者に対するサービスの拡充を検討している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者