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2021年03月10日

【物 流】パナソニック 藤沢市で小型低速ロボットを用いた配送サービスの実証実験


パナソニックは、アインホールディングス、Fujisawa SST協議会とともに、小型低速ロボットを用いた配送サービスの実証実験を、2021年3月5日から3月26日までの木曜日と金曜日に、神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)で実施している。

実証実験では2台の小型低速ロボットを用いて、アイン薬局 FujisawaSST店から処方箋医薬品、商業施設「湘南T−SITE」から冷蔵品の弁当をそれぞれ予約された顧客の自宅へ日時指定で配送する。ロボットは遠隔管制センターと無線接続されており、オペレーターが走行状態を確認しつつ公道を自動走行し、自動で回避が困難な状況が発生した場合、遠隔操作に切り替えて走行する。オペレーターは、ロボット周辺の方と遠隔で対話が可能であり、必要に応じて顧客の円滑な商品受け取りなどをサポートする。

なお、この実証実験は国の成長戦略実行計画(2020年7月)における小型低速ロボットの社会実装に向けて遠隔監視・操作型の公道走行実証を実施するとの方針を踏まえて実施される。パナソニックは経済産業省が主催する「自動走行ロボットを活用した配送の実現に向けた官民協議会」へ参画するとともに、今回の研究開発および実証活動の一部は、NEDO「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」の補助を受けて実施している。

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投稿者:gotsuat 09:45| IT関連