<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2021年03月10日

【知 識】日本郵船など5者 横浜市と水素FC船実証事業で包括連携


横浜市と高出力燃料電池搭載船(水素FC船)実証事業に関する包括連携協定書を締結

日本郵船、東芝エネルギーシステムズ、川崎重工業、日本海事協会とENEOSの5者は、2020年9月にNEDOの助成事業公募採択を受けた「高出力燃料電池搭載船の実用化に向けた実証事業」に関して、横浜市と包括連携協定書を締結した。

連携により、高出力燃料電池搭載内航船舶(以下、水素FC船 ※1)や船舶向け水素燃料供給の開発、船舶での水素エネルギー利活用の情報発信、災害時における高出力燃料電池搭載内航船舶を活用した事業継続性の検討などがおこなわれる。

横浜市は港湾における脱炭素化の実現を目指し、カーボンニュートラルポート(※2)の形成に向けた取組を進めている。5者は水素FC船の開発・実証運航(2024年予定)に向けて、横浜市と連携して取り組みを進め、環境に配慮した船舶への対応をいち早く進めるとともに、横浜港から脱炭素化社会の実現に寄与する。

※1 FC(Fuel Cell)燃料電池
※2 国際物流の結節点・産業拠点となる港湾において、水素、アンモニア等の次世代エネルギーの大量輸入や貯蔵、利活用等を図るとともに、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化を通じて温室効果ガスの排出を港全体としてゼロにする構想

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識