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2021年03月09日

【物 流】GROUND RFID搭載の自律型協働ロボットを共同開発


GROUNDと大王製紙グループのダイオーエンジニアリングは、日本初となるRFIDを搭載した自律型協働ロボット「PEER(ピア)SpeeMa+(スピーマプラス)」を共同開発し、2021年3月1日より提供を開始した。

日本では少子高齢化の加速に伴い、2010年から2060年までにおける生産年齢人口の半減が予想されており、物流現場の慢性的な人手不足が懸念されている。また、消費者ニーズの高度化・多様化のほか、配送短期化、人件費及び運送費の高騰など、物流・ECを取り巻く環境は厳しさを増す中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により人々の健康と安全を支えるインフラとして物流・ECの需要が拡大し、その重要性が改めて注目されている。こうした背景を踏まえ、両社は互いの強みとノウハウを共有し、安全で持続可能な物流システムの構築を目標に、RFID搭載の自律型協働ロボットを開発・提供するに至った。

「PEER SpeeMa+」はRFIDにより作業者のピッキング効率を向上させ、人為的ミスの低減、トレーニング時間の削減可能である点が特長と導入メリットとしてあげられる。またRFIDを活用したゾーンピッキングを推奨することで、ソーシャルディスタンスの確保に寄与し、安全な環境下での作業を実現する。そのほかロボット自身が位置情報を取得し、経路設定することなく自律走行が可能であるため、物流施設内の作業オペレーションやレイアウトを大幅に変更することなく、スピーディーな導入が可能であるほか、ニーズや波動に合わせて柔軟にPEERの台数を調整できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連