2021年03月08日
【知 識】ＮＨＫと民放連 共同ラジオキャンペーン「ラジオの証言〜災害を語り継ぐ〜」
ＮＨＫと日本民間放送連盟ラジオ委員会（以下 民放連）は、ＮＨＫ・民放連共同ラジオキャンペーン「ラジオの証言〜災害を語り継ぐ〜」を実施する。
激甚化する自然災害が続く中、ラジオは 災害列島・日本 のさまざまな災害リスクと防災・減災の知恵を伝えてきた。東日本大震災の発生から１０年になるのを前に、ＮＨＫと全国の民放ラジオ局は、これまで取材してきた災害現場の当事者の声を「ラジオの証言」として集めた特設ＷＥＢサイトを２０２１年３月５日に開設した。
特設ＷＥＢサイトには、さまざまな人たちの声が掲載されている。たとえば２０２０年７月の豪雨で大きな被害を受けた熊本に連日、支援物資を届けた地元出身の元サッカー日本代表・巻誠一郎は時間の経過とともに変わる被災者のニーズについて、また阪神・淡路大震災の際、外に出ようとした時にガラス片で足をけがしそうになった経験から「まずはベッドのそばにスリッパを置いておこう」というパーソナリティの減災の知恵などを紹介している。
サイトには災害の種類や場所による検索機能を付加し、情報を探しやすいよう工夫されている。２０２１年４月中旬以降は、各局の看板パーソナリティが「あの時の災害とラジオ」について語るインタビューなども順次掲載する予定にしている。
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投稿者：gotsuat 09:35| 知識
