2021年03月05日
【流 通】西友 レタス植物工場を都内店舗に開設
西友とＬＥＡＦＲＵは西友大森店（東京都品川区）に同社都内店舗としては初めての「店内植物工場」を開設し、２０２１年３月５日より水耕栽培レタスの販売を開始する。
西友は植物工場の運営・野菜の卸売り販売を手掛けるＬＥＡＦＲＵと共同で、西友店内に店内植物工場の導入を進めている。安心・安全、産地からの距離が近く鮮度が高い野菜へのニーズは高く、西友はこのようなニーズに対応するために、２０２０年２月に、１号店として西友上福岡店（埼玉県ふじみ野市）にレタスを栽培する店内植物工場を導入した。顧客からは「鮮度が良い」「価格が安定している」など好評を博していたが、コロナ禍において、「安心・安全な衛生管理と無農薬（※）栽培」という特長により、人気が一層高まっている。このような背景のもと、上福岡店での運用ノウハウを踏まえて、今回、２店舗目となる店内植物工場を西友大森店に開設する。
大森店では５階の専門店のフロアに水耕栽培装置を設置し、専任のスタッフが「種まき」「育苗」「収穫」までの作業を担う。毎日収穫され個包装されたレタスは、衛生状態が保たれた状態で地下１階の野菜売場に並べられる。栽培するのはレタスを定番とし他品種の葉物野菜も試験的に栽培する。大森店は都内地産地消を実現する出荷拠点としての役割も担い、同店で収穫されたレタスは、近隣の西友店舗２６店舗でも販売される。
西友では、店内植物工場は鮮度や安心安全の提供だけでなく、店舗売場スペースの新たな有効活用策の担い手と考えており、上福岡店、大森店に続き、さらなる店内植物工場の拡大を今後進める予定にしている。
※ 栽培期間中は農薬不使用
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:40| 流通
