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2021年02月25日

【物 流】JR貨物 2021年1月輸送動向


JR貨物は2021年1月の輸送動向を発表した。

コンテナ扱の輸送実績は、1,357千トン(前年比85.7%)、年度累計は15,523千トン(同比90.0%)となった。
コンテナ全体としては、新型コロナウイルス第3波到来による需要低迷、および北日本・日本海側を中心とした記録的な寒波に伴う津軽線などの不通により、すべての品目が前年を下回った。
品目別では、食料工業品にて北海道・新潟地区を発着とする清涼飲料水や菓子類、および東北発のビール類が大幅減となり179千トン(前年比80.0%)、農産品・青果物にて外食産業向けの販売不振もあり、北海道から本州向けの輸送が大きく減送し108千トン(同比73.2%)、製紙用・ペットボトル用の樹脂等が低調に推移した化学工業品で122千トン(同比86.6%)、化学薬品で101千トン(同比87.5%)、また販売不振による生産調整の継続により紙パルプで178千トン(同比89.9%)となった。

一方、車扱の輸送実績は、841千トン(前年比100.3%)、年度累計は6,640千トン(同比92.2%)となった。
外出自粛によりガソリン需要は低迷したが、気温の低下に伴い灯油が堅調に推移し、車扱全体で前年を上回る結果となった。

コンテナと車扱の合計では、2,198千トン(前年比90.7%)、年度累計は22,163千トン(同比90.7%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者